GAKUMON JOURNAL / 入学準備と暮らし
小1の壁に備える。入学前から放課後の生活を整えるガイド
入学後、家族の生活はどう変わる?
今から確認できることをまとめました。

ランドセルを選び、入学用品をそろえる一方で、「仕事を終えるまで、子どもはどこで過ごすのだろう」と気になっていませんか。小学校への入学では、子どもの生活だけでなく、家族の時間の使い方も変わります。
「小1の壁」という言葉は、その変化に伴う仕事と子育ての両立の難しさを表すときに使われます。ただ、困りごとはご家庭によって違います。朝の出発、下校後、お迎えと、時間帯ごとに気になることを書き出すと、家族で調整することや相談先がはっきりしてきます。
準備は、一度で完成させなくて大丈夫
入学前に決めることと、始まってから調整すること
利用する場所や引き渡しの方法は、始まる前に確認しておきたいこと。一方で、帰宅後にどれくらい休みたいか、準備に何分かかるかは、実際に生活してみないと分からない面もあります。
入学前利用する場所・時間・連絡先を確認
入学直後早帰り・給食・引き渡しを確認
慣れてきたら子どもの様子に合わせて調整
長期休暇前朝の利用・昼食・休業日を確認
学校・学童の具体的な日程や利用条件は、年度・学校・施設ごとに異なります。この記事の項目を確認用の手がかりとしてお使いください。
入学前の準備
朝からお迎えまで、大人の付き添いや預かりが必要な時間を確認する
保育園では登園からお迎えまで同じ施設で過ごしていても、小学校に入ると、下校後の居場所やそこへ向かう方法を別に決める必要があります。学校が終わる時刻だけでなく、朝、家族がそれぞれ何時に出発するかも確かめておきましょう。
朝
保護者と子どもは、それぞれ何時に出発する? 登校できる時間と合う?
下校後
学校からどこへ、誰と移動する? 無事に到着したか、どう確認する?
夕方
仕事が終わってから、お迎えに間に合う? 遅れるときは誰が対応する?
時刻を書き出すときには、通勤や移動にかかる時間も入れます。曜日ごとに予定が違うなら、お迎えが遅くなる日など、調整が必要な日から考えてみるとよいでしょう。
勤務時間や学校行事への対応は、ご家庭の中だけで抱えず、職場の担当窓口にも確認を。使える制度や手続きは勤務先などによって異なります。「誰が休むか」をその都度決めるのではなく、家族の分担と相談先を先に共有しておきましょう。
入学直後の準備
「学校がある日」も、いつも同じ長さではありません

入学直後の下校時刻や給食の開始日は、学校の案内で確かめます。給食がない日や、通常より早い下校の日があれば、下校後にどこで過ごし、誰が昼食を用意するかも決めておきます。
学童には、学校から受け取った予定をどの方法で伝えるか、変更があったときはいつまでに連絡するかを確認しましょう。対象校への送迎があっても、すべての時刻に対応するとは限りません。
子どもとも、待ち合わせる場所、会う大人、予定と違ったときに相談する相手を一緒に確かめます。保護者の頭の中だけにある予定を、本人にも分かる形にすることが大切です。
学校と学童、両方に伝わっているか確認
- 学校:下校予定、給食の有無、保護者への連絡方法
- 学童:受入時刻、集合場所、昼食の手配、変更の連絡方法
- 家庭:当日の利用先、お迎え担当、連絡がつかないときの次の連絡先
欠席や早退の日は、学校に伝えた連絡が学童にも自動で届くとは限りません。それぞれに必要な連絡を確かめておきます。
生活が始まってから
帰宅後の準備は、順番を一緒に決めてみる
新しい場所で一日過ごしたあと、家での準備までうまく進まない日もあります。予定どおりにできないことを、すぐに本人のやる気の問題にしないようにしたいものです。

帰宅したら何を置き、何を確かめ、いつ休むのか。たとえば「連絡物を同じ場所に出す」「明日の持ち物を一緒に確認する」と、小さな行動から順序をつくってみます。最初から全部を任せる必要はありません。
宿題についても、学校から出たものを誰が確認するか、学童でどこまで進めるか、家庭で何を見るかを分けます。終わったかだけでなく、どこで困っていたかが伝わると、帰宅後に同じ説明を繰り返す負担を減らしやすくなります。
取りかかる習慣の考え方は、学習習慣をつくるためのガイドでも紹介しています。生活に慣れる時期は、やることを増やすより、続けられる流れを探してみましょう。
長期休暇の準備
夏休みには、朝の移動や昼食の準備も必要に

学校がない日は、朝の受入れ、施設までの移動、昼食などが加わります。普段は学校へ迎えに来てもらっていても、休暇中は家庭から施設へ向かう方法を別に考える必要があります。
利用する日数、朝夕の時間、食事の申込み、追加費用、休業日を一緒に確認しましょう。申込期限があるものは、家族の予定が決まる時期との兼ね合いも見ておきます。
また、長期休暇とは別に、学校行事の振替休日や急な休校などもあります。どの日も同じ対応とは限りません。「学校が休みなら、いつでも朝から利用できる」と考えず、場合ごとの扱いを聞いておくと安心です。
家族で共有する相談メモ
未定の予定には、確認先を添える
まだ時間割が分からない、勤務予定が決まっていない。そんな段階でも、「決まっていること」と「確認すること」を分ければ相談を進められます。次の三つを、紙や家族で共有できるメモに残してみてください。
分かっていること- 通学予定校、利用を始めたい時期、必要な曜日、お迎えできる時刻
これから確かめること- 入学直後の下校と給食、早帰りの受入れ、送迎の対象、昼食、休暇中の時間
誰に、いつ確認するか- 学校・学童・勤務先・家族。それぞれの確認先と、分かった後に共有する相手
見学では、メモを見せながら「この曜日だけお迎えが遅くなる」「4月の給食がない日が心配」と具体的に伝えると、確認すべき条件を絞りやすくなります。学童見学で確認したいことも、相談の準備にお使いください。
入学準備で迷いやすいこと
学童を決めれば、小1の壁への準備は終わりですか?
居場所が決まることは大切な一歩ですが、朝の出発、学校との連絡、帰宅後の準備、学校が休みの日も残ります。学童で支えられる部分と、家庭や勤務先で調整する部分を分けて考えましょう。
入学前から、一人で何でもできるようにした方がよいですか?
急いですべてを任せるより、持ち物の置き場所や困ったときに相談する相手など、本人が迷いにくい手がかりを用意します。できる部分を一緒に確かめ、生活が始まってから任せ方を調整していきます。
まだ利用曜日が決まっていなくても相談できますか?
ガクモンへのご相談では、決まっている条件と未定の点をお知らせください。ただし、相談できることと希望どおりの受入れが確定することは別です。空き状況・利用条件・手続きは希望校舎へご確認ください。
登校前から帰宅後までを確認
利用先にも相談しながら、入学後の生活を考える
ガクモンでは、学校からの送迎、宿題、おやつ、活動、帰宅までを一つの生活の流れとして支えています。対象校や下校時刻、休暇中の利用、食事の手配などは、希望する校舎へ具体的にご確認ください。
入学前にすべてを決めきろうとすると、かえって大変になることもあります。まずは安心して過ごせる場所と、困ったときの相談先を確かめておくこと。帰宅後の過ごし方などは、実際の生活や子どもの様子に合わせて調整していきましょう。
放課後の居場所の違いから確認したい方は、さいたま市の制度とサービスの整理ガイドへ。最新の募集状況や日程、受入れの可否は、学校・施設へ直接ご確認ください。
イラストは入学に向けた準備のイメージです。学校・施設の最新案内を確認し、ご家庭の状況に合わせてご検討ください。