【保護者必見!】子どものメンタルを強くする7つの方法 | 北浦和・浦和・南浦和の民間学童ガクモン
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ガクモンブログ

2023.03.03

【保護者必見!】子どものメンタルを強くする7つの方法

  

子どもたちは誰でも、成長する過程で困難や逆境を経験します。このような人生で直面する困難や逆境に対処し、ストレスから立ち直り、トラウマの悪影響に抵抗したり、回復する能力を“レジリエンス”と呼びます。

学齢期の子どもたちがレジリエンスを身につけておくことで、人生で直面する困難や逆境に打ちのめされることなく、克服していくことができるようになります。ここでは、子どもがレジリエンスを身につけるための7つの方法を紹介します。

 

1. トラウマ体験が子どもの発達に与える影響を理解する

2. 養育と支援的な関係を通じてレジリエンスを高める

3.レジリエンスを育むためのライフスキルの強化

4.問題解決と対処のスキルを教える

5.ストレスに対処するためのポジティブなセルフトークを使う

6.認知行動戦略の活用

7.生きがいと意義を育む

 

1. トラウマ体験が子どもの発達に与える影響を理解する

子どものトラウマは、子どもが自分の経験したことに対処する能力を圧倒するような出来事や状況にさらされたときに起こります。トラウマとなる出来事は、1回の出来事、一連の出来事、あるいは慢性的な状態であることがあります。トラウマとなる出来事は、強い感情や身体的な反応を引き起こし、それは出来事を経験した後、長く続くことがあります。トラウマが子どもの発達に与える影響を理解することで、親は子どもが経験した困難を処理し、それに対処する過程をより良く手助けすることができます。

 

2. 養育と支援的な関係を通じてレジリエンスを高める

子どもの回復力を高めるための最も重要な支援方法のひとつは、養育的な関係を通じて行うことです。家庭で安心感を与え、安全を確保することは、子どものレジリエンスを育む上で欠かせません。これは、積極的なコミュニケーションと、積極的な行動を強化することによって実現できます。また、親や周囲の大人は、子どもが間違いを犯したり、自分の感情について話し合ったりできる場を提供したり、子どもが自分の経験を理解するのに役立つヒントを提供したりすることができます。

 

3.レジリエンスを育むためのライフスキルの強化

子どもたちに必要なライフスキルを身につけさせることは、子どもたちのレジリエンスを高めることにつながります。適切な栄養、定期的な運動、十分な睡眠など、健康的な生活習慣の重要性を教えることは、子どもたちがストレスをうまく処理し、困難な状況にうまく対処できるようにするのに役立ちます。さらに、問題解決、意思決定、コミュニケーションなどの活動も、子どもたちのレジリエンスを育むのに有効です。

 

4.問題解決と対処のスキルを教える

問題解決や対処のスキルを身につけさせることは、子どものレジリエンスを高める上で重要なことです。特に、人生の問題に対して自分なりの解決策を考えるように促したり、気持ちを落ち着かせ、感情をコントロールする方法を教えたりすることが効果的です。

 

5.ストレスに対処するためのポジティブなセルフトークを使う

子どもたちが自分のセルフトークを意識し、否定的な考えを否定し、肯定的な考えに置き換えることを学ぶことも重要です。自分の長所を認め、成功したことを喜び、自分自身を肯定的に捉えらる姿勢は、レジリエンスを高めるのに役立ちます。また、ボランティア活動など、人生の目的や意義を感じられる活動に参加することで、子どもたちはネガティブな自己表現に頼らず、より前向きな見通しを持つことができます。

 

6.認知行動戦略の活用

認知行動療法は、子どもが困難な感情を処理し、管理するのに役立ちます。自分の否定的な考えを認識して意識的に肯定的な表現に置き換えること、認知の歪み(バイアス)を克服すること、学習性無力感を避けることは、レジリエンスを高めるために有効です。さらに、視覚化や誘導イメージなどの活動は、子どもが困難な感情を管理し、困難や逆境と感じる出来事にうまく対処できる自分なりのシナリオを作成するのに役立ちます。

 

7.生きがいと意義を育む

子どもたちに生きがいを見つける機会を与えることは、レジリエンスを育むのに役立ちます。子どもたちが目標を設定し、自分の興味を探求するよう促すことは、人生の価値と意味を見出すことにつながります。そうすることで、ストレスに対処し、よりよい対処法を身につけることができます。さらに、家族や友人との信頼関係や、地域社会とのつながりを認知できる機会を積極的にもつことは、アイデンティティと価値感を形づくり、レジリエンスを育むのに役立ちます。

 

まとめ

子どもたちのレジリエンスを高めることは、子どもたちが人生の困難や逆境に適切に対処し、未来を自分で切り拓くために必要なことです。トラウマの影響を理解し、養育的・支持的な関係を提供し、中核的なライフスキルを強化し、問題解決や対処のスキルを教えることで、親は子どものレジリエンスを育むことができます。さらに、ポジティブなセルフトークと認知行動戦略を活用し、人生の目的と意味の感覚を養うことも、子どものレジリエンスを高めるために有効です。

私たち民間学童ガクモンでは、ご家庭の次に子どもたちの身近な生活空間を提供する中で、子どもたちが一人ひとりの個性にあったレジリエンスの高め方を身につけられるように言葉がけやプログラム・カリキュラムの提供を行っていきます。