【保護者必見!】小学生でも学校以外での勉強は必要??学習習慣の大切さと習慣づけのコツ | 民間学童保育ガクモン|浦和・北浦和

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2022.12.14

【保護者必見!】小学生でも学校以外での勉強は必要??学習習慣の大切さと習慣づけのコツ

  

 

 

「お友だちはみんなどれぐらい勉強してるんだろう??」「小学生から勉強って必要なのかな??」など、小学生のお子さんがいらっしゃる親御さんにとって「学習」や「勉強」に関する心配や悩み事は尽きません。

皆さんのご家庭では、毎日どのように「家庭学習」に取り組んでいますか??

・親御さんが何も言わなくてもお子さん自身で進んで取り組んでいる
・何度か声をかけて、イヤイヤ机に向かう

それとも…?

お子さんの性格や個性はさまざまだと思いますが、多くの親御さんがお子さんには「自分から進んで学ぶ習慣を身につけてほしい」と願っていると思います。

では、どのようにすれば無理なく「学習習慣」を身につけられるのでしょうか。

今回の記事では、小学生のお子さんが自宅で学習を習慣づけるためのコツやポイントを分かりやすく解説していきたいと思います。最後までお付き合いをよろしくお願いします。

 

小学生から学校外の勉強は必要?しないとどうなる?

 

小学校4年生ごろのお子さんは「脳の発達や生活・学習の変化において、子供がストレスを抱えたり自己肯定感が低くなる」傾向があると言われています。この現象は、「小4の壁」(9歳の壁、10歳の壁とも)と呼ばれます。この時期のお子さんは、周囲や自身を客観視できるようになります。一方で、発達の個人差も顕著になり、他人と比較してコンプレックスを感じるなど、生活や学習面でストレスを抱えやすくなります。

小4の壁とは

自分のことも客観的にとらえられるようになる年齢ですが、一方で、発達の個人差も顕著になります(いわゆる「9歳の壁」)。身体も大きく成長し、自己肯定感を持ちはじめる時期である反面、発達の個人差も大きく見られることから、自己に対する肯定的な意識を持てず、自尊感情の低下などにより劣等感を持ちやすくなる時期でもあります。

さらに小学4年生になると、学習内容がこれまでよりも複雑で抽象的になり「難しい」と感じるお子さんもいます。お子さんが前向きに勉強を続けていけるように準備段階として、低学年のうちから学校以外の学習機会を設けたいと考える親御さんも多くいます。

お子さんの学習面でのつまずきに早期に気づいて、子さんの抱えるストレスや葛藤に親御さんが寄り添って解決していくためにも家庭学習は重要な役割を果たします。小学校低学年の段階で勉強を楽しめる環境が整っていれば、ご家庭での学習サポートもしやすくなります。

また学習面で困難に直面したとしても、学習習慣が確立できていればお子さん自身で乗り越えていける可能性も高まります。

 

周りの友だちはどれぐらい勉強している??小学生の平均勉強時間

 

では世間の小学生は家庭で勉強にどれくらいの時間をあてているのでしょうか。家庭学習(学校の宿題含む)の時間に関するアンケート結果をもとに、世間の小学生の平均勉強時間を見てみましょう。

小学生の平均学習時間を学年ごとに分けると以下の通りです。

  - 小学1年生 38分

  - 小学2年生 44分

  - 小学3年生 48分

  - 小学4年生 56分

  - 小学5年生 59分

  - 小学6年生 1時間7分

  - 全学年平均 52分

▶︎小学生の平均勉強時間は1日約1時間程度です

出典:小学生白書Web版 学研教育総合研究所|学研

高学年になるつれて、中学受験の準備を本格的に始めるご家庭も増えていくため、学校以外での勉強時間が増えていくことが分かります。

アンケートの結果からは一般的には家庭または塾などの学校以外の場所での勉強に1時間程度あてているようです。ただし、お子様の性格や個性、発達の状況には個人差があるため、お子さまにとって最適な時間をお子さんと親御さんで話し合って決めていくと良いと思います。また小学生期のお子さんの発達はとても速いので、学習時間はこまめに見直していくことをおすすめします。

 

小学生が家庭学習で取り組む学習の内容とは?

 

次に、小学生のお子さんが家庭で学習に取り組む際には、何をすればよいのでしょうか?学校から出される宿題のほかに、小学生が家庭学習で取り組むモノ・コトを見つける際のポイントを解説していきます。

 

小学校1年生・2年生

 

小学校1年生・2年生の時期は、「何を勉強するか」はもちろん大切ですが、それ以上に学習する「習慣」を作ることが大切です。

習慣とは、日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。 反復によって習得し、少ない心理的抵抗で繰り返せる、固定した行動のこと。

「学習習慣=心理的負担を感じずに勉強できる1日あたりの時間」と定義すると、もしお子さんが小学3年生のときに1日1時間30分の学習習慣があれば年間で約550時間の勉強時間の予算を持っていることになります。学校の宿題に1日あたり平均30分の時間がかかるとしも年間で約365時間の時間が予算が残ります。そのお子さんが小学3年生のときに「英検2級を小学6年生までに取得する」ことを目標にしたとします。小学3年生から英語教育を始めた場合に英検2級を取得するまでに必要な学習時間を800時間と仮定すると、必要な学習時間は【800時間/365時間=約2年2ヵ月】となり、小学5年生の夏前には必要勉強量に到達します。

もちろんお子さんの発達の状況や理解度により必要な学習時間は変わりますが、「勉強の成果= 時間(量) × 質 × 能力・発達状況」と捉えたときに「時間(量)」の部分を「習慣」としてあらかじめ担保できていることは、お子さんの未来の学習にとって大きな財産になります。

小学校低学年のお子さんの学習習慣を身につけるためには、まずは宿題を着実に仕上げて期日に学校に提出できるようにサポートすると良いでしょう。宿題をしっかりと終わらせられるようになってきたら、次の授業の予習できる教材に取り組むことがおすすめです。お子さんの好奇心を伸ばすためには「それ知らなかった!」という未知との遭遇と同じぐらい、「それ知っている!」という既知との再会も大切です。授業で手を挙げて正解を答えることができると、自尊心が満たされ、勉強が楽しく感じられるようになります。しかし、留意点としては、予習をしすぎてしまうと、授業そのものがつまらなくなってしまうため、予習と復習のバランスに気をつけましょう。

 

小学校3年生・4年生

 

小学校3年生・4年生になると、社会や理科の科目が増えるので、「暗記項目」が増えます。教科書を読んだり、学校の先生の話を聞くだけではイメージや興味を持てず、社会の地名や人物名、理科の工程などをなかなか覚えられずに授業を苦痛に感じるお子さまも出てきます。そのため、日頃から博物館や美術館に行ったり、家庭菜園をやってみたり、旅行やキャンプ、山登りに行くなど、さまざまな体験を通して「これ知ってる」「見たことがある」「行ったことがある」「やったことがある」という「経験に裏付けされた理解」を増やしてあげることも大切です。

また算数では分数や小数点の処理、図形、グラフなど抽象的な概念を処理する問題が増えてきます。この時期に算数が苦手にあるお子さんはいわるゆる「理系センスがない」わけではなく、直接目に見えないモノ・コトや工程を言語化して認識することが苦手なことが多いです。お買い物に一緒に行って会計金額を当てるクイズをしたり、ケーキやピザを食べるときに均等な切り分け方を一緒に考えたり、実生活の中で算数の処理過程を言葉にしながら練習すると効果的です。

また、目の前にある調理後の料理や商品などの完成品から、それができるまでの過程や工程を想像しながらたどっていって原材料に到達するといったゲームも、目に見えない抽象的な概念を言語化する訓練として効果的です。身の周りのさまざまなモノ・コトを構成している要素(原材料)と工程(人や機械による作業)を言葉で「分解」して理解します。今度は逆に原材料からスタートして完成品まで「組み立てる」という工程を言葉でシュミレーションして仕組みとして理解します。細かく分解していくと、どうしても想像では分からない「工程」や「材料」が出てくる(この部分を「ブラックボックス」と呼びます)ので、このブラックボックスを見つけたら、本やインターネットを調べたり、実際に知見のある人や会社に質問をすると良いと思います。この一連の思考プロセスが、算数では大切になってくるので、実生活の中で練習しておくと良いと思います。

 

小学校5年生・6年生

 

小学校5年生・6年生になると、学習内容も一段と難しくなり、各科目の得意・不得意の濃淡がはっきりしてきます。中学生になると内申点による評価が始まりますし、入学直後から中間試験や期末試験などの定期試験が始まります。さらに部活動も始まるため、日頃の授業で理解できない単元が出てきても小学生5・6年生まで戻って勉強し直す時間はなかなか取れません。だからこそ、小学校5年生・6年生での基礎学習はとても重要で、この時期の学習が中学生になってからの学習理解を支える基礎部分になります。

一方で、小学校高学年はいわゆる「思春期」と呼ばれる多感な時期でもあります。自分と周囲を比較して落ち込んだり、苦手なことや不得意なことを周囲に知られたくないと感じるようになるのも思春期のお子さんの特徴です。この時期のお子さんは「何が正しいか」よりも「誰に言われるか」の方が重要になります。お子さんの学習状況を慎重に見守りつつ、理解のつまずきや不得意分野を見つけたら、親御さんが教えられる内容だったとしても、お子さんの心理面が思春期を迎えていると感じたら、学習塾など第三者の力を借りる時期かもしれません。

 

小学生の子どもに家庭学習を習慣づける方法

 

「もっと遊びたい!」と感じる小学生にとって、ご家庭での学習習慣はなかなか定着しにくいものです。とはいえお子さんが思い描く未来を時少しで実現できるように、小学生のうちにしっかり学習習慣をつけ、いい成績を取らせてあげたいですよね。ここからは家庭学習を習慣化させるために、家庭学習で大切にしたいポイントを解説したいと思います。

 

勉強時間や曜日のルーティーンを決める

 

学習する時間をあらかじめ決めて「ルーティン」にするようにしましょう。その際、重要なポイントとして、親御さんが勉強を始めるタイミングや勉強量をルールとして一方的に決めないようにしてください。学習に取り組むのはお子さん自身です。さらに「ルーティン化」するということはこれから長い年月、繰り返し取り組んでいくことになります。だからこそお子さん自身の「コミットメント」が大切になります。「コミットメント」は親御さんがお子さんに「与えるもの」ではなく「引き出すもの」です。しっかりとお子さんと話しあって決めていきましょう。

また、いくらお子さまがコミットメントしたからといっても、その日、その時の気分や体調で取り組みめる勉強量や時間にバラツキも出てきます。ルーティンとして決めた量や時間に固執しすぎてしまうとお子さんにとって無理なスケジュールや勉強量になってしまい、長続きしなくなってしまいます。

「習慣化」とはマラソンのようなもので、山あり、谷あり、長い道のりです。マラソンを短距離走のスピードで走れば、50メートルや100メートルぐらいで息切れしてしまいます。自宅学習をサポートする親御さんは中長期的な目線でお子さんをサポートするコーチです。お子さんの様子や体調を観察しながら、ときにはペースを抑えるアドバイスも必要です。

 

目標や計画を立てる

 

「学習を習慣化する」ということは、お風呂に入ったり、歯を磨いたりすることと同じように、勉強が生活の一部になるということです。お風呂に入ったり、歯を磨いたりする度にわざわざ葛藤することがないように、勉強を始めようとするたびにわざわざ葛藤することがない状態にすることこそが「学習の習慣化」です。しかし、大人でも子どもでも、これまで習慣になっていないことを習慣化しようとすると、生活のリズムやパターンを変えないといけないので、葛藤や不安を感じて気持ちが不安定になります。

「現在の」お子さんの状態をスタート、「学習を習慣化した姿」をゴールとして、ゴールに達するまでにもいくつかのマイルストーン(通過点に設定する小さな目標)を設定しましょう。そして、マイルストーンに向けて学習を進めていく過程を繰り返していくと良いと思います。マイルストーンには、例えば、学校のテストでも良いですし、英検や漢検などの試験でも良いと思います。また進学塾が定期的に開催している小学生向けの無料模試などを活用しても良いかもしれません。

 

勉強を楽しめる仕組みは積極的に取り入れる

 

繰り返しになりますが、親御さんはお子さんが「学習の習慣化」というマラソンを走りきれるように伴走するコーチです。コーチに必要なことは、選手が成果を着実に出せるようにサポートすることです。コーチのミッションは「学習が習慣化される」という成果であり結果です。選手が負担を感じずに、楽しみながら成果を出せる練習方法があるのなら、積極的に取り入れるべきです。

例えば、漫画が好きなお子さんであれば「歴史マンガ」を読む時間は学習としてカウントすることや、ゲーム好きなお子さんであれば日本の各所の地名や特産品を覚えられる「桃太郎電鉄」は1日20分まで勉強時間に含めていいとすることなどが考えられます。また最近では、タブレットを使用した動画教材も急速に増えています。

もちろん「教科書を読み、ノートを書き、紙の問題集にメモを取りながら問題を解く」という伝統的な学習方法は、とても効果的で、身につけるべき技能です。ただ、伝統を重んじるあまり、新しい技術や方法を否定せずに、「伝統×新しいモノ・コト」を組み合わせることでお子さんの学習習慣の定着にイノベーションを起こすことも可能です!

お子さんの勉強時間は、コーチである親御さんの「工夫」と「創造性」が問われる場面でもありますので、ぜひ親御さんも楽しんでさまざまなモノ・コトにトライしてみてください。

 

保護者も一緒に勉強に取り組む

 

子どもは、親御さんや学校の先生をはじめとする周囲の大人に影響されやすいです。とりわけ小学生は、親への憧れが強く真似をしようとするお子さまも多いです。だからこそ親御さんがご自身が勉強する姿をお子さんに見せることで、お子さんの学習意欲を高める効果が期待できます。誰しも努力していない人に「努力しろ」とは言われたくないものです。

お子様の立場で考えると、「勉強しなさい!」と叱られるよりも、親御さんが先にご自身の勉強を始めて「一緒にやらない?」と誘われ、「勉強って大変だよね。新しいことを覚えるのって難しいね。でも難しい問題が解けると嬉しいよね!」と勉強仲間として接せられた方がモチベーションは高く維持できます。

特に小学校低学年のお子さんは、親御さんの励ましや誉め言葉が勉強の励みになる歳頃です。お子さんの小学校6年間の期間にあわせて親御さんもご自身の学習目標を立てて、一緒に勉強するということも効果的です。

 

小学生が学習習慣を身につけるために、保護者が留意するべきこと

 

お子さんに学習習慣を身につけさせようと必要以上に肩に力が入ってしまう親御さんも多くいらっしゃいます。お子さまがやる気を出して、自ら進んで学習しようとするためには、親御さんがサポートを超えて干渉してしまわないようにすることも大切です。

親御さんの立場からお子さんのために良かれと思って取った言動が、お子さまの気持ちを傷つけてしまうこともあります。

良好な親子を築きながら、家族で楽しみながら学習に取り組むためのポイントについてご紹介します。

 

命令口調や怒り口調は厳禁です

 

勉強を始めるタイミングをお子さんと約束してもゲームや漫画に夢中になって約束どおり机に向かわないなど、子どもは親の思惑どおりに動いてくれないこともたくさんあるかと思います。そうした様子が続いたり、親御さんが仕事や家事で忙しいタイミングと重なると心のゆとりがなくなって、つい大きな声でお子さまを叱ったり、きつい命令口調で指示を出してしまうこともあるかもしれません。

お子さんも本当は約束を果たさなければいけないと分かっていても、目の前のゲームや漫画という誘惑に負けてしまうこともあるでしょう。しかし、誰しも自分が悪いと思っていても一方的に叱られたり、命令されると意欲は薄れ、モチベーションは下がってしまいます。

大切なことはお子さんが学習習慣を身につけることであって、約束を守れなかったことを罰することではありません。どうしても口調がキツくなってしまうと感じたときは、スーっと深呼吸しましょう。

 

管理のしすぎは厳禁です

 

学習習慣を身につけるためには、あくまでもお子さん主体でないと意味がありません。お子さんとじっくり話し合って学習時間や内容を一緒に計画して進めていくことも大切ですが、親御さまに熱が入りすぎてしまってお子さんのことをコントロールしようとしてしまっていたら危険信号です。あくまでもお子さん自身で計画を立てて自己管理できるようにサポートしてあげてください。

また学習計画はあくまでも予定です。計画を立てた時には「できる」と思っても、実際にやってみると負担が大きかったり、ストレスを感じてしまうなんてこともあるかもしれません。さらに小学校低学年のお子さんは体調や気分でもモチベーションや集中力が大きく変わります。集中できない時に無理に学習を続けても効果はなく、むしろモチベーションが下がってしまう結果になりがちです。

そのような場合には計画を柔軟に変更することも大切です。お子さんが学習習慣を身につけるということは、「自己管理ができるようになる」ということです。自己管理には「増やす」だけでなく、状況に応じて「減らす」「やめる」といった決断も不可欠ですが、計画を一時的にマイナスに変更するということはとても勇気がいります。だからこそ、「今日は少し時間を減らしたい」という決断をお子さんから相談があった時には、理由にもよりますが、基本的には積極的に受け入れてあげましょう。

 

気軽に質問や会話ができる環境が大切です

 

お子さんの自宅学習の際には、理解できない部分やわからないところがあったら、その場ですぐに親御さんに質問できるようにすることが大切です。わからないことを後でまとめて聞こうとすると、「わからないこと」すらわからなくなってしまい、どんどんやる気が低下してしまいます。学習中に困ったらすぐに相談して解決できる環境を整えておきましょう。

また低学年のお子さんは「ひとりきり」という環境や雰囲気になるだけで「寂しさ」や「孤独感」を感じてしまって集中できなくなることがあります。近くに親御さんの姿が見えたり、気配を感じられるだけで安心して学習することができます。

お子さんが学習中に疲れた様子が見られたときには集中力が完全に切れてしまう前に、声をかけたり、軽い息抜きをすると効果的です。親御さんの細やかな配慮や気遣いが学習習慣の確立には不可欠です。

 

小学生が学習を習慣化するために必要な3つの条件

 

小学生がご家庭で学習を習慣化するために必要なモノ・コトを考えてみましょう。重要なポイントは「教材」、親御さんとの「距離感」、学習する「環境」です。

 

勉強しやすい教材選び

 

小学生の学習教材は紙媒体のものも、オンライン教材もさまざまなものが販売されています。数や種類が多すぎて、何を選んで良いか分からなくなってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。先述のとおり、初めのステップでは「難しい問題を解けるようになること」が目標ではなく、「勉強することを習慣にすること」がゴールです。

そのため、お子さんにとっての「学習しやすさ」を基準に教材を選びましょう。具体的には「お子さまの理解レベルにあっているか」です。お子さんの理解レベルを把握するためには、「教科書準拠」「基礎」「標準」と書かれている問題集やドリルがおすすめです。初めからレベルアップを狙って難易度の高い教材を選んでしまって、お子さんが問題を解けずにやる気を失わせてしまうことは絶対に避けましょう。

学習を継続して習慣にするために必要なことは、「達成感」と「自己肯定感」です。学習が習慣になり、勉強することが面白くなってくれば、お子さん自身でより高いレベルに挑戦したいと思うようになります。

教材選びのイメージとして、「親御さんが山の頂から手を差し伸べてお子さんを引っ張りあげる」のではなく、「登ろうと必死に挑戦しているお子さんの後ろからそっと背中を支えてあげる」ような感覚で、お子さんのその時の状況にあった教材を用意してあげてください。

 

コーチとしての距離感

 

親御さんは「先生」ではなく「コーチ」です。お子さんを「叱る」のではなく、励まして背中をそっと押してあげることが大切です。お子さんが勉強で分からないことや困ったことがあったら気軽に質問できる雰囲気をつくることも大切です。

親御さんに近くで「見張られている」のではなく「見守られている」とお子さんが感じることで安心して集中できるようになります。学習中にずっと隣にいる必要はありませんが、お子さんが親御さんの気配を身近に感じられる距離感を保つと良いでしょう。

お子さんがその日のコミットメントを達成できたときに、その場で一緒に目標達成を喜び、褒めることができるとお子さんが翌日に家庭学習を続ける動機のひとつになります。

 

勉強しやすい学習環境

 

家庭学習をする際にはしっかりと集中できる環境を整えましょう。学習する机やテーブルはあらかじめ整えておいて、すぐに勉強を始められるようにしておくと良いです。勉強の前に片付けからやらないといけなくなると、とてもモチベーションが維持できなくなってしまいます。また学習で使用する教材や道具もすぐに取り出し、片付けられるように収納場所も重要です。

また姿勢や鉛筆の持ち方が正しくないと、学習時間が長くなるについれて首や腰、手が疲れてきて集中力が落ちてきます。集中力を維持できる時間を伸ばすためにも、小学校低学年のうちに正しい姿勢や鉛筆の持ち方を練習しておきましょう。