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さいたま市の民間学童保育 ガクモン

ABOUT GAKUMONガクモンについて

放課後に、やってみたいことがある。

考え、試し、自分で学ぶ力を育てる。

知らなかったことに出会い、「どうして?」と思う。自分の考えを試してみる。友だちのやり方に驚く。うまくいかなかったことに、もう一度取り組む。

ガクモンは、そんな経験を日々の放課後に重ねる、北浦和・浦和・南浦和の民間学童です。

スタッフと笑顔で話すガクモンの子ども
かなえ先生

一人ひとりの「やってみたい」を大切に。
自分で考え、選び、一歩を踏み出せるよう、そばで支えていきます。

いつもの放課後に、こんな学びを。

答えだけでなく、
たどり着くまでを大切に。

宿題や読書、遊び、プログラム、習い事。
学ぶきっかけは、さまざまな場面にあります。

  • どうしてだろう?

    気になることを、見つける。

    初めて知ることや、不思議に思うこと。「もっと知りたい」が生まれる出会いを用意します。

  • こうしたら、どうなる?

    自分で試して、確かめる。

    考えた方法でやってみる。うまくいかなければ、変えてみる。迷ったときは、スタッフと一緒に整理します。

  • その考えも、おもしろいね。

    気づいたことを、次に使う。

    友だちの考えを聞き、自分の発見を伝える。そこで気づいたことが、次に試す方法を考える手がかりになります。

安心できる居場所と、挑戦できる機会を。

安心して過ごせることを土台に、通う楽しみや挑戦したいことがある場所へ。スタッフが一緒に考え、必要なことは伝えながら、子ども自身が次の一歩を踏み出す手助けをします。

お預かり・料金のご案内

この経験の積み重ねを、自分から学んでいく習慣へ。ガクモンが考える「学習習慣」と、その育て方をご紹介します。

THE GAKUMON APPROACH 学習習慣を育てる、8つのお話

学ぶ力と、
学び続ける習慣を。

ガクモンが考える「学習習慣」と、それを育てる日々の関わりをご紹介します。
左から順に読むと、考え方から具体的な取り組みまで分かります。

言葉の定義学びを支える工夫いつもの放課後へ
  1. 01まず、言葉の定義から ガクモンが考える「学習習慣」とは。学習、習慣、そして学び続けるための土台。大切にしている考え方をご紹介します。このお話を読む
  2. 02学ぶ力を、細かく見る 読む・書く・聴く・話す・考えるを、つなげて使う。五つの技能は、別々に練習するだけではありません。一つの活動の中でも行き来します。このお話を読む
  3. 03自分なりの理由を持つ 「やらされる」から、自分なりの理由を持つことへ。最初から勉強好きでなくても大丈夫。小さな納得や選択から始められます。このお話を読む
  4. 04始められる工夫を持つ やる気を待つだけでなく、始められる工夫を。準備、順番、量、休憩。気合いだけに頼らず、その日に合う始め方を考えます。このお話を読む
  5. 05手応えを確かめる 小さな変化に気づくことが、次の一歩になる。友だちとの速さ比べではなく、前の自分から何が変わったかを一緒に見ます。このお話を読む
  6. 06つまずいたときの選択肢 うまくいかないときにも、学びを続ける方法がある。間違いや不安をなくすのではなく、相談し、準備し、やり方を変える経験を。このお話を読む
  7. 07大人の関わりを考える 一緒に考える。少しずつ、本人に任せる。問いかけるだけでも、答えを教えるだけでもない。その子に必要な支え方を考えます。このお話を読む
  8. 08ガクモンの放課後につなぐ その積み重ねを、いつもの放課後に。宿題、プログラム、習い事、友だちとの時間。学ぶ力を使う機会は日常にあります。このお話を読む
学習習慣を育てるお話 01 / 08

ガクモンが考える「学習習慣」とは。

「学習習慣」と聞くと、毎日決まった時間に宿題をする姿が思い浮かぶかもしれません。それも大切な一つです。ただ、ガクモンが育てたいのは、机に向かっている時間だけではありません。分からないことを確かめたり、自分の考えを伝えたりすることも、学びの中にあります。

学習とは、知ることと、使ってみること。

ガクモンでは「学習」を、読む・書く・聴く・話す・考えるという一つひとつの技能を磨き、目的に合わせて組み合わせながら、理解や行動を更新していくことと捉えています。

文章の意味を読み取り、気づいたことをメモし、友だちの考えを聴いて、自分の案を説明する。知識を得るだけでなく、その知識を使い、必要なら考え直すところまでが学びです。宿題にも、遊びにも、人との関わりにも、その機会があります。

習慣とは、繰り返し取り組める行動のあり方。

習慣は、同じ状態や行動を続けることと関わる言葉です。学習については、その日の気分だけに左右されず、繰り返し取り組めるようになった行動のあり方として考えています。

毎回同じ気持ち、同じ量、同じ方法でできることを求めているわけではありません。始め方を決める、困ったら相談する、疲れた日は量を調整する。休んだ後に戻る方法を持つことも、続けるためには大切です。

その道すじに、気持ちと考え方を育てる関わりを。

学びに向かうときには、行動を支える気持ちの扱い方と、物事の捉え方が必要になります。ここでは、気が乗らない、不安、悔しいといった気持ちを受け止めて取り組み方を整えることを「メンタリティ」、学びや自分の力、失敗をどう捉えるかを「マインドセット」として説明します。

「分からないことは確かめてよい」「うまくいかなければ方法を変えられる」。そう思える経験は、次の行動の支えになります。ただし、考え方を先に完成させてから始めるのではありません。大人の支えのもとで選び、試し、変化を確かめる。その繰り返しの中で、行動と考え方を一緒に育てていきます。

変化を見ていく、二つの視点

質どう取り組んだか
取りかかったかどうかだけでなく、方法を選んだり、分からないところを相談したりできたかを見ます。
量機会をどう重ねるか
取り組んだ時間だけでなく、選ぶ・試す・確かめる機会を重ねていくことを大切にします。

学習習慣は「一人で我慢して続ける力」ではありません。環境や周囲の助けも使いながら、自分で学びを進められる場面を少しずつ増やすこと。これがガクモンの考える出発点です。

読む・書く・聴く・話す・考えるを、つなげて使う。

本を読めるのに、問題で何を聞かれているか分からない。話を静かに聴いていたのに、次にすることがつかめていない。「読む」「聴く」ができたかどうかは、見た目だけでは分からないことがあります。だからこそ、学ぶ力をもう少し細かく見てみたいのです。

五つの技能には、それぞれに練習したいことがある。

読むときには、言葉や条件を捉え、必要な情報を取り出す。書くときには、材料をメモし、順序や理由を整理する。聴くときには、相手が伝えたいことを確かめ、分からない点を聞き返す。

話すときには、考えと理由をつなぎ、伝わらなければ言い換える。考えるときには、比べ、予想し、結果を見て判断を見直す。「たくさん読んだ」「長く話した」だけでなく、その中で何ができたかに目を向けます。

組み合わせると、使える場面が広がる。

たとえば、みんなで遊びのルールを考える場面を想像してみてください。まずルールを読み、気になる点を書き出します。友だちの意見を聴き、変更案を考えて話し、実際に遊んでから書き直す。この一つの活動の中で、五つの技能が行き来します。

こうした技能の組み合わせを、ガクモンでは学びの「コーディネーション」として大切にしています。五つを毎回全部使うことが目的ではなく、その場で必要な技能を選び、つなげて使えることを目指します。

得意な方法を、次の方法への手がかりに。

言葉で説明しにくいときには、絵を描いたり、指さしたりして伝えることもできます。話せたことを短いメモにしてみる。書いたものを見ながら説明してみる。できていることを手がかりに、別の技能にも取り組んでいきます。

同じ学年でも、読み書きや伝え方の得意・不得意は異なります。速さや発言の多さだけで比べず、その子が内容を理解し、自分の方法で表せているかを確かめることが大切です。

変化を見ていく、二つの視点

質どう取り組んだか
内容を確かめる、理由を添える、伝え直すなど、一つひとつの技能の使い方を見ます。
量機会をどう重ねるか
ページ数や文字数だけでなく、読み直す、質問する、書き直すといった試みも学ぶ機会として捉えます。

ガクモンプログラムの「言葉を増やす・話す・調べる・考える・話し合う」は、こうした技能を使う場です。五つの技能と五つの活動は一対一の対応ではなく、活動の中で重なり合うものとして考えています。

「やらされる」から、自分なりの理由を持つことへ。

「言われればやるけれど、自分からはなかなか」。そう感じる日もあるのではないでしょうか。すべての課題を最初から好きになれるわけではありませんし、小学生がいつも遠い将来のために頑張れるとも限りません。まずは、本人に分かる理由を一緒に探してみます。

「面白い」だけが、取り組む理由ではない。

もっと知りたい、上手になりたい、友だちに伝えたい。学ぶ理由はさまざまです。「明日の授業で困らないように、ここは確かめておきたい」という理由でもかまいません。誰かに勧められたことでも、本人が意味を感じられることはあります。

大切なのは、外から与えられた課題かどうかだけではなく、本人がどう受け止めているかです。「役に立つから」と大人の説明を重ねる前に、気になっていることや、困っていることを聴いてみます。

選べるところを、具体的に渡す。

すべてを自由に決めるのは、かえって難しい場合もあります。「宿題はする。その中で、どれから始めるかは選べる」というように、必要なことと選べることを分けると、判断しやすくなります。

先に音読をするか、計算をするか。メモにするか、まず話して整理するか。選択肢は大きなものでなくても十分です。自分で選び、やってみて、合わなければ変える経験を重ねていきます。

答えを急がず、行動から興味を見つける。

「何のために勉強するの?」と聞かれても、うまく答えられない子もいます。理由を言えないことを、意欲がないと決めつける必要はありません。何度も見ている本、よく質問すること、時間を忘れて取り組む遊びにも、本人の関心が表れます。

大人がその様子を言葉にして返すことで、子どもが自分の興味に気づくこともあります。説明できることだけを求めず、指さしや選択、日々の行動も手がかりにします。

変化を見ていく、二つの視点

質どう取り組んだか
大人に合わせた立派な理由より、本人の興味や困りごとに結びついた選択を大切にします。
量機会をどう重ねるか
選択肢を渡す機会と、選んだ後に確かめる機会を重ねます。答えを言わせる回数は目標にしません。

自分なりの理由は、最初からはっきりしていなくてもかまいません。ガクモンは、日々の学習や活動の中で、本人が選び、納得して取り組める場面を増やしていきたいと考えています。

やる気を待つだけでなく、始められる工夫を。

机には向かったけれど、筆箱を探しているうちに気がそれてしまう。宿題の多さを見ただけで、手が止まってしまう。始められない理由は、やる気の不足とは限りません。何をどうすればよいかが見えないだけの場合もあります。

始める前の負担を、少し減らす。

使うものを出す、今日取り組むことを確かめる、最初の一つを決める。こうした準備があると、始めるまでに迷うことを減らせます。毎回違う指示を増やすより、分かりやすい流れを一緒につくることから考えます。

周囲の音や目に入るもの、座る場所が気になることもあります。集中できない様子を見たら、「ちゃんとしなさい」の前に、環境や体調、課題の難しさを確かめます。

大きな課題を、今できる一歩に分ける。

「全部終わらせる」と考えると遠く感じても、「まず一問読んで、何を聞かれているか確かめる」なら動き出せるかもしれません。量を小さくするだけでなく、最初の行動を具体的にすることが大切です。

途中で確かめる場所も決めておくと、困ったまま進めずに済みます。最初に決めた計画が合わなかったときは、順番や区切りを変えてよい。計画を守ることだけを成功にしないようにします。

休むことと、戻ることを一緒に考える。

学校で力を使った後には、休息が必要な日もあります。休憩を挟むなら、何をして休むか、戻ったら何から始めるかも相談しておきます。休んだこと自体を失敗と捉える必要はありません。

同じ方法が毎日合うとは限りません。試してみて「これなら始めやすかった」を見つけることが、自分に合う学び方を知る経験になります。

変化を見ていく、二つの視点

質どう取り組んだか
ただ座り続けることではなく、取りかかり方を理解し、必要な準備や調整ができるかを見ます。
量機会をどう重ねるか
長さを一律に求めず、取り組める区切りで試します。始め直せた場面も、繰り返しの一つです。

ガクモンの宿題サポートでも、取りかかって終えるまでの流れを大切にしています。課題を進めることと、自分に合う始め方を覚えること。その両方を見ていきます。

小さな変化に気づくことが、次の一歩になる。

「どうせ、ぼくはできない」。そう言われると、「そんなことないよ」と励ましたくなります。ただ、本人がうまくいかないと感じているときには、励ましだけでは届かないこともあります。何ができて、どこが難しかったのか、一緒に具体的に見てみます。

比べるなら、前の自分との違いを。

前は問題を読まずに答えを書いていたけれど、今日は条件に線を引いた。前は困って黙っていたけれど、今日は質問できた。点数や完成した量には表れない変化もあります。

友だちの速さばかりを基準にすると、本人の工夫が見えにくくなります。その子の前回と今回を比べ、変わったところを具体的な言葉で返すことを大切にします。

「頑張ったね」の先に、何をしたかを添える。

「よく見直したから、間違いに気づけたね」「図にしたら、順番が分かったね」。結果と、その前に本人がしたことを結びつけると、次にも使える手がかりになります。

いつも成功する必要はありませんし、何でもほめればよいわけでもありません。できなかった部分はそのまま確かめながら、役に立った工夫と、次に変えたいところを分けて考えます。

少し先の目標を、一緒に調整する。

簡単すぎても、難しすぎても、取り組む意味を感じにくいことがあります。「今はここまでできる」を確かめてから、次に試すことを具体的に決めます。

やってみて負担が大きければ、量や方法を変えてかまいません。目標を見直すのは後退ではなく、今の自分に合う取り組み方を探すことです。

変化を見ていく、二つの視点

質どう取り組んだか
点数だけでなく、使った方法や相談の仕方など、次にも使える具体的な変化を確かめます。
量機会をどう重ねるか
成功の数を競わず、試みと振り返りを重ねます。難しさや必要な支えは、その都度調整します。

「自分にもできることがある」という手応えを、根拠のない励ましではなく、実際の経験から持てるように。宿題のやり直しや活動の振り返りでも、この視点を大切にします。

うまくいかないときにも、学びを続ける方法がある。

間違えると手が止まる。初めてのことが心配で、参加する前から「できない」と言う。そんなときに必要なのは、いつも「大丈夫、やってみよう」の一言とは限りません。何が難しく、何が心配なのかを知ることから始めます。

できなかったことと、その子自身を分けて考える。

一つの問題が解けなかったことは、その子が何もできないという意味ではありません。どこまでは分かっていて、どこで止まったのか。読み違いなのか、やり方をまだ知らないのか。困りごとを小さく分けて見ます。

「努力が足りない」で終わらせず、変えられる条件を探します。説明を聞く、図にする、問題の量を減らす、別の順番で取り組む。本人だけに解決を任せず、大人も方法を用意します。

不安な気持ちは、無理に消さなくてもよい。

「失敗したらどうしよう」という心配がある子に、前向きな言葉を言わせる必要はありません。人前で話すのが心配なら、先に大人一人に話してみる。言いたいことをメモにして持つ。準備の仕方を選べます。

不安の扱い方には個人差があります。楽しい想像が助けになる子もいれば、気になることを先に確かめると動きやすくなる子もいます。本人の反応を見ながら考えます。

続けるだけでなく、変える・休む・助けを求める。

同じやり方で頑張り続けることだけが、粘り強さではありません。負担が大きいときには休み、目標や方法を見直すことも必要です。分からないまま一人で抱え込まず、相談できることも学ぶ力です。

疲れや環境、課題との相性、学習上の困難を、気持ちの弱さとして扱わないこと。ガクモンは、安心して「困った」と言える関わりを、挑戦を支える土台にしたいと考えています。

変化を見ていく、二つの視点

質どう取り組んだか
失敗を自分全体の評価にせず、難しかった箇所や必要な助けを具体的にできるかを大切にします。
量機会をどう重ねるか
同じ方法の反復だけでなく、違う方法を試す機会をつくります。休息が必要な日は無理に回数を増やしません。

学び続けるとは、困らなくなることではありません。困ったときに使える方法や、相談できる人がいること。その安心があってこそ、次の一歩を考えられます。

一緒に考える。少しずつ、本人に任せる。

手伝いすぎると自分でしなくなりそう。でも、任せると止まったまま。どこまで関わればよいか、迷う場面は少なくありません。ガクモンが大切にしたいコーチングは、大人が何も教えず、質問だけで答えを引き出すことではありません。

まず、何が分かっているかを知る。

同じ「できない」でも、やり方が分からないのか、始める順番が決まらないのか、失敗が心配なのかで、必要な関わりは変わります。様子を見て、本人の言葉を聴き、必要なら選択肢や図を使って確かめます。

説明できない子に「なぜ?」を重ねると、問い詰められたように感じることもあります。急いで答えを求めず、一緒に問題を読んだり、できているところから見たりすることも大切です。

知らないことは教え、考えられるところを残す。

知識や手順をまだ知らないときには、説明や手本が必要です。最初の一つを一緒に行い、次は手がかりを見ながら試してもらう。大人が全部代わりに終えるのではなく、本人が考えたり動いたりする部分を残します。

試した後には、何が変わったかを具体的に返します。「この図で分かったね」「ここは、もう一度説明がいるね」。できた・できないの判定だけでなく、次に何を使えばよいかが分かる関わりを目指します。

任せる範囲は、行き来してよい。

昨日は一人でできても、今日は難しいことがあります。新しい課題なら、また一緒に取り組むところへ戻ってかまいません。支援を減らすこと自体が目的ではなく、必要な助けを使いながら自分で進められることが目的です。

読むところは自分で、計画は一緒に。話す前にはメモを用意する。このように、課題や場面によって任せる範囲を調整していきます。

変化を見ていく、二つの視点

質どう取り組んだか
大人が答えを代行していないか、必要な説明を省いていないか。その両方を確かめる視点を持ちます。
量機会をどう重ねるか
声かけの多さだけでなく、本人が考え、選び、試す時間や機会があるかを大切にします。

自分から学ぶ姿は、放っておけば育つというものではありません。一緒に取り組み、手がかりを渡し、任せられる部分を見つける。ガクモンは、その日々の関わりを大切にします。

その積み重ねを、いつもの放課後に。

学習習慣を育てるために、毎日特別な教材や大きな目標が必要なわけではありません。何をするか確かめる、分からないことを相談する、試した結果を振り返る。放課後のさまざまな場面に、ここまでご紹介したことを使う機会があります。

宿題を、取りかかり方からやり直しまで。

ガクモンでは、宿題に取り組み、丸つけや間違いのやり直しまで進める流れを大切にしています。課題を終えることに加え、準備や進め方、分からないときの相談も学ぶ機会として捉えます。

小学4年生以上のガクモンブーストでは、計画や進み具合の確認、質問の整理、振り返りを通して、自分で学習を進めることを支えます。必要な支援は学年だけで一律に決めず、その子の状況に合わせて考えます。

言葉にし、人の考えに触れ、試してみる。

ガクモンプログラムでは、言葉を増やす・話す・調べる・考える・話し合う活動を行き来します。自分の意見を伝えるだけでなく、相手の理由を聴き、自分の考えを見直すことも大切にしています。

習い事やイベントには、まだ知らない分野に出会い、学んだことを別の場面で使う機会があります。友だちと遊ぶ時間にも、相談したり、役割を決めたりする経験があります。活動の内容や実施状況は、校舎や時期によって異なります。

どれだけ取り組んだかと、どう取り組んだか。

続けていくには、実際に使う機会が必要です。ただし、時間や回数が多ければ、それだけで十分とは考えていません。理由を添えて話せたか、違う方法を試せたか、必要な助けを求められたか。経験の中身にも目を向けます。

一人ひとりの気持ちを点数にしたり、同じ回数や速さを求めたりするのではなく、その子の変化と必要な支えを見ていく。学習習慣を育てる場として、この両方の視点を大切にしたいと考えています。

変化を見ていく、二つの視点

質どう取り組んだか
知識や技能を、目的に合わせて使えているか。自分の考えや取り組み方を見直せるかを大切にします。
量機会をどう重ねるか
宿題や活動、日常の関わりの中で繰り返し使う機会を持ちます。一律の時間・回数や成果を保証するものではありません。

学習習慣を身につけることと、さまざまな経験を重ねることは、別々ではありません。経験が学ぶ理由になり、学ぶ力が経験を深める。その行き来を、いつもの放課後につくっていきます。

THE GAKUMON COACHING 大人の関わりを知る、10のお話

経験を学びに変える、
大人の関わり。

何を体験するかと同じくらい、そのとき大人がどう関わるかを大切にしています。
聴く、問いかける、教える、任せる。子どもの様子に合わせた手助けを、具体的な場面とともにご紹介します。

自分で考える時間を。
必要なときには、確かな手助けを。

ガクモンのコーチングは、質問だけで答えを引き出すことではありません。安心と安全を守りながら、子どもが選び、試し、学んでいく過程を支える関わりです。

関わりの土台具体的な手助け次の経験へ
  1. 01関わりの基本 答えを急がず、必要な手助けは惜しまない。ガクモンが考えるコーチングは、子どもを思いどおりに動かす技術ではありません。関わりの例を読む
  2. 02安心をつくる 考える前に、安心して話せる関係を。悔しさや不安を急いで直そうとせず、落ち着いて考えられるところから始めます。関わりの例を読む
  3. 03観察と傾聴 「やる気がない」の前に、何が起きたか。見えた行動と、大人の推測を分ける。子どもの説明で理解を確かめ直します。関わりの例を読む
  4. 04意思を尊重する 選べるところは、本当に選べるように。目的や約束を伝えたうえで、取り組み方に子ども自身の意思が入る余地をつくります。関わりの例を読む
  5. 05問いかける よい質問より、考えやすい一つの問い。抽象的な質問を重ねず、目の前の出来事から、比べる・選ぶ・確かめることを支えます。関わりの例を読む
  6. 06教えて、任せる 手本を見せて、一緒に試して、少し任せる。考え方や手順を見える形にし、できるところに合わせて支えを調整します。関わりの例を読む
  7. 07具体的に伝える 「すごい」で終わらず、何がよかったかを。本人が次にも使えるように、工夫した行動や、変わったところを具体的に伝えます。関わりの例を読む
  8. 08難しさを調整する うまくいかない日は、やり方と環境も見直す。つまずきを気持ちの弱さにせず、課題・時間・場所・支援のどこを変えるか考えます。関わりの例を読む
  9. 09仲間との関わり 友だちとの行き違いも、大人が支える。言い分を聞き、伝え方や役割を一緒に考える。安全を子ども任せにはしません。関わりの例を読む
  10. 10次の経験へ 振り返るのは、子どもだけではありません。経験を次に生かす手助けと、職員自身の関わりの見直し。その両方を大切にします。関わりの例を読む

声かけや場面は、方針をお伝えするための例です。同じ言葉を一律に使うのではなく、本人の気持ち、発達、得意・不得意、その日の状態に合わせます。

ガクモンのコーチング 01 / 10

答えを急がず、必要な手助けは惜しまない。

同じ工作をしても、同じ問題に取り組んでも、子どもがそこで経験することは同じではありません。自分で気づいたこと。相談して分かったこと。やり方を変えてみたこと。その過程を支える、大人の関わりまでがガクモンのサービスです。

ここでいう「コーチング」とは

子どもの思いや困りごとを確かめ、自分で考え、選び、試すことを手助けする日々の関わりです。質問だけで答えを引き出そうとするのではなく、必要な知識は教え、手本を見せ、難しいところは一緒に整理します。

「自分で考えて」と、突き放さない

初めて知ることは、考える材料そのものが足りない場合があります。そこで問いを重ねても、困らせてしまいます。知っているか、やり方が分かるか、今取り組める状態かを見て、手助けを選びたいと考えています。

大人に従うことを、成長のものさしにしない

すぐに取りかかれたかだけでなく、分からないと言えたか、別の方法を試せたかにも目を向けます。大人が喜ぶ答えを言うことと、本人が納得して動くことは違います。子どもの意見を受け止めながら、安全を守る責任は大人が持ちます。

放課後の場面に置き換えると

本人の様子に合わせて使う、関わりの例です。

工作の組み立てが止まっている

「ここは先生が一度やってみるね。その先は、どちらの形を試してみたい?」

知らない手順は示し、本人が選べる部分まで大人が決めないようにします。

宿題を前に「できない」と言う

「まず、どの問題か一緒に見よう。問題を読むところは、先生が手伝おうか」

できない理由を決めつけず、最初の一歩を具体的にします。

職員が、自分の関わりを振り返る視点

その子が考える時間を残せたか。同時に、必要な説明を省いていなかったか。関わりの量ではなく、その子が次に動ける手助けだったかを確かめます。

教えることと、任せること。そのどちらも、子どもが自分で進めるようになるために使います。

考える前に、安心して話せる関係を。

学校で疲れた日も、友だちとのことで気持ちがいっぱいの日もあります。放課後の子どもに、いつでも前向きな返事を求めることはできません。大人が最初に確かめたいのは、今、話を聞いたり考えたりできる状態かどうかです。

気持ちと、行動を分けて受け止める

怒ることや悔しがること自体を否定する必要はありません。一方で、人をたたく、物を投げる行動は止めます。「その気持ちは分かりたい。でも、傷つけることは止める」。気持ちを聞くことは、何でも許すことではありません。

振り返りは、落ち着いてから

泣いている最中に、反省や解決策を求めないようにします。周りの安全を確保し、静かに過ごせる場所や少し休む方法を提案する。会話は、本人が応じられる様子になってからで構いません。

大人の態度にも、一貫性を

うまくできた日だけ親しくするのではなく、失敗した日も話を聞く。大人が強く言いすぎたときは、そのことを認めて言い直す。安心は、立派な言葉よりも、こうした応答の積み重ねで伝えたいと考えています。

放課後の場面に置き換えると

本人の様子に合わせて使う、関わりの例です。

負けて泣き、話したくなさそう

「悔しかったね。今は話さなくてもいいよ。少しここで休もうか」

すぐに切り替えることを求めず、落ち着く時間を確保します。気持ちが違うと言われたら、受け取り直します。

友だちに手が出そうになる

「たたくのは止めるよ。まず離れよう。何があったかは、落ち着いてから聞くね」

安全への介入を先にし、理由を聞くことは後に分けます。

職員が、自分の関わりを振り返る視点

話の内容だけでなく、声の大きさ、距離、場所、タイミングも振り返ります。大人自身が落ち着いて対応できないときは、一人で抱えず他の職員の支えを求めることも大切です。

困ったときにも話せる相手がいる。その安心を、挑戦の土台にしたいと考えています。

「やる気がない」の前に、何が起きたか。

鉛筆が止まっている。それだけでは、難しいのか、疲れたのか、別のことが気になるのかは分かりません。大人の見立てを早く決めすぎないことが、関わりの出発点になります。

見たことから、短く尋ねる

「集中力がないね」ではなく、「この行で止まっているね」。性格を言い当てるよりも、一緒に見られる事実を手がかりにします。表情や姿勢にも気を配りますが、それだけで心の中を決めつけません。

途中で、解決策を差し込まない

話し始めたら、最後まで聞く時間をつくります。返すときは「こういうことかな」と短く確かめ、本人が訂正できる余地を残します。聞き取れたつもりで長くまとめるより、今いちばん困っていることを確かめたいと考えています。

言葉以外の伝え方も用意する

話すのが難しければ、分からない場所を指してもらう、紙に描く、一緒に手を動かしてみる。沈黙を無視や反抗と受け取らず、伝えやすい方法や、話す相手・場所を探します。

放課後の場面に置き換えると

本人の様子に合わせて使う、関わりの例です。

課題を開いたまま、手が止まる

「ここまで書けたんだね。この先は、どこが気になる?」

進んだところを確認してから、止まった箇所を一緒に探します。

「あの子が嫌」とだけ話す

「一緒にいると嫌なことがあったんだね。今、話せることはある?」

相手の性格を評価せず、本人の経験を聞きます。無理に詳しく話させません。

職員が、自分の関わりを振り返る視点

記憶に残った印象ではなく、どの場面で何が起き、どう応じたら変化があったかを見る。本人の言葉と、大人の解釈を分けることを意識します。

よく聞くことは、何もせず待つことではありません。その子に合う手助けを探すための、大切な仕事です。

選べるところは、本当に選べるように。

「自分で決めていい」と言いながら、大人が望まない方を選ぶとやり直しになる。それでは、選んだ実感が残りません。任せられることと、大人が決める必要のあることを、最初に分けて伝えたいと考えています。

目的は説明し、方法は相談する

みんなで使う物を片づける、安全に道具を扱う。こうした約束は、理由とともに伝えます。そのうえで、どこから片づけるか、誰と分担するかなど、本人が考えられる部分を残します。

小さな選択から、本人の案へ

何でも自由に、と言われるとかえって困ることがあります。初めは実行できる少数の案を示し、慣れてきたら本人の案も聞く。どちらも難しそうなら、選ばせ続けず、負担や条件を見直します。

「自分で」は、一人で抱えることではない

人に頼る、途中で相談し直すことも、自分で進めるための選択です。引き受けた役割を変えたいときは、理由を確かめ、周りとどう調整するかまで一緒に考えます。

放課後の場面に置き換えると

本人の様子に合わせて使う、関わりの例です。

宿題に取りかかる順番を相談する

「今日は漢字と算数があるね。どちらから始める? 決めにくければ一緒に見よう」

選択肢は実際に選べるものに限定します。選べないことを責めません。

活動の係を引き受けるか迷う

「説明する係と、道具を並べる係があるよ。ほかにやってみたい役割はある?」

人前で話す役だけを高く評価せず、本人の関わり方を相談します。

職員が、自分の関わりを振り返る視点

提示した選択肢を本当に受け入れられたか。断った理由も聞けたか。大人の都合を、子ども自身の目標にすり替えていないかを確かめます。

何でも自由にするのではなく、分かる約束の中で、自分の意思を使う経験を重ねます。

よい質問より、考えやすい一つの問い。

大人には簡単な「どう思う?」も、子どもには何から話せばよいか分からないことがあります。立派な答えを引き出すより、今見ているものや、さっき試したことについて話せる問いを選びます。

目の前の違いから、考え始める

「どうすれば成功する?」よりも、「さっきと違うところはどこ?」。実物や結果を見ながらなら、考える手がかりを共有できます。問いの難しさも、本人が知っていることに合わせます。

一つ聞いたら、返事の時間を残す

質問の直後に言い換えを重ねたり、答えの候補を次々と足したりしない。待っても困っていれば、問いを短くする、二つを比べる、手本に切り替える。「待つ」と「置き去りにする」を混同しないようにします。

答えを当てさせる会話にしない

大人が決めた結論へ誘導する質問では、子どもは大人の顔色を読みやすくなります。安全上の決まりや、知識として教えることは明確に伝えます。問いかけは、本人が気づく余地のある場面で使います。

放課後の場面に置き換えると

本人の様子に合わせて使う、関わりの例です。

作った橋が傾いた

「今、どちら側が下がっている?」

まず見える事実を確かめます。その返事を受けてから、直し方の相談に進みます。

話し合いで案が二つに分かれた

「二つの案で、同じところはどこだろう?」

すぐに勝ち負けを決めず、比べる観点を一つ渡します。

職員が、自分の関わりを振り返る視点

問いの後に子どもが何を見たか、試したかに目を向けます。会話が止まったら、本人の力不足ではなく、質問が広すぎなかったかも見直します。

問いは、大人の正解を言わせるためではなく、子どもが次に考える手がかりとして添えます。

手本を見せて、一緒に試して、少し任せる。

やり方を知らない子に、何度「自分で」と伝えても始めにくいものです。ガクモンでは、自分で取り組むことを目指すからこそ、最初の説明や手本を大切にしたいと考えています。

完成した答えだけでなく、途中を見せる

大人がすらすら進めて見せるだけでは、考えた順番が伝わりません。「まず必要な物を確かめる」「迷ったから、ここを読み直す」と、選んだ理由を短く言葉にします。

支える場所を、小さくする

最初は一緒に進め、次は確認する場所だけ示し、その次は本人の方法を見守る。ただし、決まった順番で支援を減らすわけではありません。初めての課題や疲れた日には、また一緒に取り組みます。

本人が使える手がかりを残す

準備する物の絵、短い手順、見直す場所の印など、思い出しやすい形を工夫します。大人が何度も指示する代わりに、本人が確かめられるものを用意する考え方です。

放課後の場面に置き換えると

本人の様子に合わせて使う、関わりの例です。

文章題で何を求めるか分からない

「先生は、最後の一文を先に確かめるよ。何を聞かれているか、一緒に探そう」

考える順番を見せます。学校で習った方法も確かめ、別の方法を一方的に押しつけません。

帰る準備で忘れ物が続く

「今日は、この三つの絵を見ながら確かめてみよう。最後だけ一緒に見ようか」

覚えておく負担を減らし、自分で確認する場面を残します。

職員が、自分の関わりを振り返る視点

どこまで一人で進め、どこで支えが必要だったか。次回は何を残し、何を任せられるか。成功した結果だけでなく、使った支援も一緒に見ます。

支援を減らすこと自体が目的ではありません。必要な手助けを使いながら、本人が進められる範囲を広げます。

「すごい」で終わらず、何がよかったかを。

できた喜びは、一緒に喜びたい。そのうえで、「何をしたから進んだのか」も分かると、次に試す手がかりになります。ほめ言葉を増やすだけでなく、本人の取り組みが伝わる言葉を選びます。

性格の評価より、目の前の工夫

「頭がいい」だけでは、次に何をすればよいかは分かりません。読み直した場所、試した順番、相手に合わせて変えた説明など、実際に見えた行動を伝えます。本人がどう感じたかも確かめます。

直すところは、使える形で渡す

「もっと丁寧に」ではなく、どこをどう確かめるかを伝える。直すことが多いときは、一度に全部を並べず、今取り組む一つを一緒に選びます。言われた後に試す時間まで含めて、手助けと考えます。

努力だけを、続けさせない

頑張ったことは受け止めながら、同じやり方で困り続けていないかも見ます。「もっと頑張ろう」で終えず、方法を変える、教わる、休むという選択につなげます。

放課後の場面に置き換えると

本人の様子に合わせて使う、関わりの例です。

計算の間違いを自分で見つけた

「答えだけでなく、途中の式に戻って確かめたんだね」

次にも使える見直し方を、本人と共有します。

友だちに説明し直していた

「絵を描いたら、相手がうなずいていたね。伝え方を変えてみたんだね」

相手の反応と、自分の工夫のつながりに目を向けます。

職員が、自分の関わりを振り返る視点

伝えた後、本人は何を直すか分かったか。大人が言い終えたことではなく、その後の理解や行動を確かめます。

認められたうれしさに、次にも使える気づきが加わる。そんな伝え方を目指します。

うまくいかない日は、やり方と環境も見直す。

「挑戦してほしい」という大人の願いが、無理を続けさせる理由になってはいけません。難しさには、面白く感じられるものも、何から始めてよいか分からなくなるものもあります。その違いを、本人の様子から確かめます。

「できない」を、細かく見る

言葉の意味が分からないのか、手順が多いのか、周りの音が気になるのか。同じように見えるつまずきでも、必要な支援は違います。やる気を説く前に、取り組みにくさを小さくしたいと考えています。

変えるのは、一度に一つから

一つの部分だけ試す、材料を減らす、静かな場所に移る。何を変えたら進みやすくなったかを確かめられるようにします。できた回数だけを増やすのではなく、本人が分かったことを大切にします。

休むことも、次につながる判断

気持ちが追いつかないときや、負担が大きいときは、いったん離れることも必要です。再開を約束させるより、落ち着いてから次を相談する。困りごとが続く場合は、声かけだけで解決しようとせず、ご家庭とも状況を確かめます。

放課後の場面に置き換えると

本人の様子に合わせて使う、関わりの例です。

何度試しても工作が崩れる

「全部を直す前に、この土台だけ試してみようか。先生も押さえるね」

扱う部分と負担を減らして、確かめやすくします。

周りが気になり課題が進まない

「この場所だと音が気になるかな。席を変えて試してみる?」

集中の問題を本人の責任だけにせず、環境の変更も考えます。

職員が、自分の関わりを振り返る視点

活動の難しさは適切だったか。大人の指示が多すぎなかったか。本人を変えようとする前に、用意した環境や課題も振り返ります。

続ける力は、我慢だけでは育てられません。進め方を変えたり、助けを求めたりする経験も大切にします。

友だちとの行き違いも、大人が支える。

友だちと過ごせば、思いどおりにならない場面もあります。それを成長の機会にするには、ただ見守るだけでは足りません。安心を守り、何が起きたかを確かめ、次に関われる方法を一緒に探す大人が必要です。

話し合いより先に、安全を

怖がっている、傷つけられている、繰り返し嫌なことをされている。そうしたときは、大人が止めて守ります。力関係に差がある状況を、対等なけんかとして扱わず、無理に二人で話し合わせません。

気持ちを聞いたら、伝え方も教える

落ち着いて話せる場面では、それぞれの希望を確かめます。「嫌だった」だけで終わらず、「次はこうしてほしい」と伝える言葉も一緒に探します。謝罪の言葉を言わせることより、行動や約束をどう変えるかを大切にします。

年上の子にも、支えが必要

年下に説明する、待つ、役割を分ける経験は、本人にとっても挑戦です。年上だから全部譲る、面倒を見るのが当然とはしません。難しいところは職員が引き受け、本人が楽しむ時間や同年代との関わりも守ります。

放課後の場面に置き換えると

本人の様子に合わせて使う、関わりの例です。

遊びの順番で意見が合わない

「二人とも、次に使いたいんだね。今の順番を一緒に確かめよう」

安全に話せる状況で、共有できる事実や約束から相談します。

年下への説明がうまく伝わらない

「言葉だけだと難しいかもしれないね。一回やって見せる? 先生も一緒にいようか」

年上の子に責任を負わせすぎず、伝え方を変える経験を支えます。

職員が、自分の関わりを振り返る視点

声の大きい子の説明だけで判断しなかったか。話し合いの後も、同じ困りごとが続いていないか。仲直りしたように見えることだけで、対応を終えないようにします。

人と関わる経験を守るために、大人が引き受ける責任があります。

振り返るのは、子どもだけではありません。

活動が終わったときに、きれいな感想を言えることがゴールではありません。「この方法なら進んだ」「ここは手伝ってもらいたい」。そんな小さな気づきが、次の場面でも使えるように支えたいと考えています。

振り返りは、短く具体的に

作った物や、書いた跡を見ながら、変えたところを一つ確かめる。言葉にしにくければ指さしても構いません。毎回長く反省させるのではなく、気づきを本人が持ち帰れる形にします。

別の場面でも、使う手助けを

前に使えた方法が、別の課題でも自然に使えるとは限りません。「前は絵にしたら伝わったね。今回はどうしようか」と思い出すきっかけを添えます。役立たなければ、別の方法を探します。

職員も、自分の応答を見直す

子どもの行動だけでなく、どんな課題を用意し、どう声をかけ、何が変わったかを振り返ることを教育方針として大切にします。職員間で考えるときも、性格の評価ではなく、具体的な場面と次の手助けに目を向けます。

ご家庭と、必要な支援につなぐ

「頑張りました」だけでなく、試したことや役立った手助けを伝える視点を持ちます。ご家庭に同じ対応を強いるのではなく、家での様子や希望も確かめる。生活に支障が続くなど、日常の支援だけでは難しい場合は、責任者や適切な相談先につなぐことが必要です。

放課後の場面に置き換えると

本人の様子に合わせて使う、関わりの例です。

発表の後、次回の準備を考える

「絵があると話しやすかったんだね。次も残しておきたい工夫はある?」

実際に役立った方法を、次の選択につなげます。

職員の説明では取りかかれなかった

「説明が長かったかもしれないね。一つだけ見せるから、そこから一緒にやろう」

大人も方法を変えます。うまくいかない原因を子どもだけに求めません。

職員が、自分の関わりを振り返る視点

安心して意思を示せたか。必要な説明があったか。本人が試す時間があったか。困ったときに頼れたか。次の関わりで、何を一つ変えるかを考えます。

体験の価値は、活動の内容だけでは決まりません。その子の気づきや試行錯誤を、大人がどう支えるかまで含めて、ガクモンの放課後をつくっていきます。

GAKUMON 放課後の体験価値

EXPERIENCE / LEARN / GROW

放課後の経験を、
これからの強みに。

子どもの放課後に、どんな経験を。
民間学童ガクモンと考える、日々の過ごし方。

学校が終わった後、お子さまにはどんな時間を過ごしてほしいでしょうか。

知らなかった世界に出会ったり、自分で考えたことを言葉にしたり。仲間と試して、うまくいかなければもう一度挑戦する。小学生の放課後には、そんな経験を重ねる機会があります。

日々の学びや挑戦を、興味・習慣・考える力につなげたい。放課後の体験価値を大切にする民間学童ガクモンの考え方を交えながら、子どもの経験と日々の過ごし方について考えてみます。

見学・利用相談をする

01放課後を選ぶ視点

放課後の過ごし方を、経験という視点から考える。

学校が終わってから、お迎えまで。どこで、誰と、どのように過ごすかは、学童選びで気になるところです。

安心して過ごせることは、もちろん大切です。そのうえで「この子にとって、どんな時間になるだろう」と、重ねられる経験にも目を向けてみませんか。

何に触れ、誰の考えを聞いたのか。自分で何を選び、何を試したのか。活動の名前だけでなく、その中での過ごし方にも、選ぶ手がかりがあります。

  • 何に触れるか知らなかった世界に出会う。
  • どう関わるか自分の考えと、相手の考えを知る。

たとえば、知っていることが増えたら、それを使って考えてみる。何かをやってみたら、うまくいく方法を探してみる。人と一緒に過ごす中で、自分の考えを伝えたり、相手の考えを聞いたりする。

「どこに預けるか」に加えて、「どんな経験を積めるか」。ガクモンは、放課後を子どもの成長に向けて選ぶ教育環境と考え、ご家庭の選択肢の一つでありたいと思っています。

02まだ知らない世界との出会い

「好き」を探している途中にも、大切にしたいこと。

好きなことを深めてほしい。得意なことを伸ばしてほしい。子どもの興味を見守る中で、そう思うことはありませんか。

まだ「これが好き」と決まっていなくても、急いで一つに絞る必要はないのかもしれません。知らないものに触れる時間も、大切にしたいところです。

身近なものが動く仕組みや、自然の不思議。言葉で表現する面白さ、自分とは違う考え方。これまで知らなかった仕事や、人の暮らし。まだ出会っていない世界の中に、その子が夢中になれるものがあるかもしれません。

  • 気になる、を見つける自然や仕組みの不思議に触れる。
  • 選べるものを増やす急いで一つに絞らなくても大丈夫。

小学生の今、さまざまな入口に触れ、そこで生まれた「気になる」「もっと知りたい」を次の学びにつなげていく。ガクモンが、多様な経験を大切にしているのはそのためです。

今の得意を伸ばすことと、これからの得意に出会うこと。両方を大切にし、自分で選べるものを増やしていく。学ぶ面白さを、子ども自身の経験として持ってほしいと考えています。

03特別な一日と、いつもの一日

いつもの一日の中にも、体験の芽がある。

「体験」と聞くと、初めての習い事や、仲間と出かけるキャンプなど、いつもとは違う活動を思い浮かべるかもしれません。

ガクモンにも、習い事や季節のイベントなど、日常の外へと興味を広げる機会があります。

ただ、経験を重ねるのは特別な一日だけではありません。いつもの放課後にも、目を向けたい場面があります。

  • 違う意見を聞く理由を聞くことも、大切な経験。
  • 別の方法を試すいつもの活動にも挑戦がある。

友だちと意見が違ったときに、理由を聞いてみる。分からないことを、自分から質問する。みんなの活動で自分の役割を引き受ける。うまくいかなかったときに、別の方法を試してみる。

どれも日常の一場面ですが、そこには、自分で考え、人と関わり、行動する経験があります。

体験の価値は、行った場所や活動の数だけでは捉えきれません。その中で何に気づき、何を選び、どう関わったのかも、大切な視点です。

世界を広げる体験と、その世界に自分から関わる体験。ガクモンでは、その両方の機会を、特別な一日にも、いつもの放課後にも用意していきたいと考えています。

※習い事やイベントの内容・実施状況は、校舎や年度により異なります。

04経験を深める五つの取り組み

「やってみた」の後に、どんな言葉が続くだろう。

見たり、聞いたり、やってみたりした後。「どうだった?」と聞かれて、自分なりの言葉を探す時間も、経験の大切な続きです。

自分の言葉にしてみる。友だちの話と比べてみる。分からなかったことを調べ、次に試す方法を考えてみる。そうした振り返りを、次の理解や行動につなげることを、ガクモンでは大切にしています。

そのためのガクモンプログラムに、「言葉を増やす・話す・調べる・考える・話し合う」という五つの取り組みがあります。一つずつ独立した練習で終わらせず、それぞれを行き来しながら学ぶ構成です。

  • 言葉を増やす気づいたことに、言葉を見つける。
  • 話す自分の考えを伝えてみる。
  • 調べる分からないことを確かめる。
  • 考える理由や、次に試す方法を考える。
  • 話し合う違う考えを聞き、一緒に考える。

たとえば、みんなで何かを決める場面を考えてみましょう。

最初は「こっちがいい」という言葉でも、「こういう理由で、こっちがいい」と説明してみる。友だちの理由を聞いて、自分の案を変えたり、両方のよさを取り入れる方法を考えたりすることもあるでしょう。

そのやり取りには、言葉を選ぶこと、理由を考えること、違う意見を受け止めることなど、いくつもの学びの機会があります。

大切なのは、立派な答えを言えるかどうかだけではありません。自分なりに考えて伝え、必要なら考え直す。その過程を見ていきたいところです。

経験の幅を広げることと、一つの経験から得るものを深めること。ガクモンが考える体験の価値には、この両方が含まれています。

05日々の経験を習慣に

一度の「できた」を、日々の中で使ってみる。

初めて人前で話せた。困ったことを先生に伝えられた。友だちと相談して役割を決められた。子どもの「できた」には、こんな場面もあります。

その一回を大切にしながら、別の日にも、別の場面にも使う機会をつくれたら。ガクモンでは、そんなふうに日々の経験を捉えています。

放課後には、学習や遊び、活動、人との関わりがあります。繰り返し取り組めることは、日常の中で生かしたい点です。

  • やることを確かめる準備から、自分で進める練習を。
  • 困ったら相談する分からないところを言葉にする。

日々の宿題も、その一つです。決まった流れで取りかかり、丸つけや間違いのやり直しまで進める。分からないときには、スタッフと一緒に考え方を整理します。課題を終えるだけでなく、自分で学び始める習慣をつくることも目指しています。

準備する、やることを確かめる、分からないところを相談する、結果を見て次にすることを決める。宿題の前後にある小さな行動にも、自分で進めるための経験があります。

「教えてもらえばできる」から、「自分で進められることが増えていく」へ。その過程を、日常の中で支えていきたいと考えています。

特別な体験で世界を広げ、日々の経験で自分から動く習慣を育てる。その二つをつなげて考えることを大切にしています。

06挑戦を支える大人の関わり

すぐに答えを渡す前に、添えたい問いかけ。

新しいことに触れたとき、最初から自分で動けるとは限りません。考えはあるのに、うまく言葉にならないこともあります。そんな姿を見たとき、大人はどう関わるとよいのでしょうか。

ガクモンでは、スタッフが活動の目的を子どもと一緒に確かめ、考えを言葉にすることや、試した結果を振り返ることを支えています。

「どこが気になった?」
「どうして、そう考えたの?」
「どこまでできて、どこで困っている?」
「次は、何を変えてみようか?」

  • 考えを引き出す「どうして、そう考えたの?」
  • 次の一歩を考える「次は、何を変えてみようか?」

こうした問いかけは、答えを先に渡すのではなく、子どもが次の一歩を考えるための手がかりです。難しいところは一緒に整理し、任せられるところは少しずつ任せていきます。

初めて挑戦する子には、まず取り組める入口を。慣れてきた子には、もう一歩考えたり、自分で決めたりする機会を。同じ活動でも、その子にとって意味のある挑戦は少しずつ違います。

活動の内容と同じくらい、大人の関わり方も大切です。困ったときにどう支え、どこを本人に任せるかにも目を向けています。

その土台にあるのは、安心して過ごせることと、「やってみたい」と思えること。仲間と遊ぶ楽しさや、自分の興味に夢中になる時間も大切にしながら、次の挑戦を支えていきます。

07家庭に、もう一つの教育環境を

子どもの経験を、家庭だけで用意しなくても。

いろいろな世界に触れさせたい。好きなことを見つけてほしい。学習の習慣も、人と関わる経験も大切にしたい。用意したい機会はいくつもあります。

ただ、すべてを家庭だけで選び、準備し、続ける必要はありません。家庭の外の環境と組み合わせることもできます。

ガクモンも、家庭での教育に代わるのではなく、家庭だけでは用意しにくい経験を加える場所でありたいと考えています。

  • 家庭の外で関わる仲間や、家族以外の大人と話す。
  • 一緒に取り組む一人では難しいことを試してみる。

自分とは違う考えの仲間と話す。家族以外の大人に、希望や疑問を伝える。一人では難しいことを、みんなで試す。家庭とは違う関わりの中で、経験できることがあります。

宿題、ガクモンプログラム、習い事を一日の流れに組み合わせるのも、学ぶことや挑戦することを、日々の生活につなげるためです。

家庭で大切にしている学びや体験に、もう一つの環境を加える。保護者の方がそばにいられない時間についても、子どもの経験を考えて選べること。それも、ガクモンがお手伝いしたいことの一つです。

08これからの学びへつなぐ

今の経験は、これからどんな場面で使えるだろう。

新しいことを学ぶときに、前に知ったことと結びつけて考える。分からないことに出会ったら、質問してみる。自分の考えを伝える場面では、以前に話した経験を思い出す。

うまくいかないときにも、別の方法を考えたことが、次に試す手がかりになるかもしれません。ガクモンでは、放課後に重ねる経験を、そんなふうに使えるものにしていきたいと考えています。

学校で学ぶとき、好きなことを深めるとき、新しい仲間と取り組むとき。そして、自分の進みたい道を考えるとき。知識や経験を使う場面は、さまざまです。

  • 知っていることを使う新しい学びと、経験を結びつける。
  • 分からないことを尋ねる次の理解につながる手がかりを探す。

必要な場面で、自分なりに使えることを目指して。そのために今から進路を決める必要はありません。選べる世界を広げ、そこに自分から関わる経験を積んでおく、という考え方もできます。

今の経験が、これからの学びの味方になっていくように。ガクモンは、小学生の放課後に、そのための機会をつくっていきます。

09実際の放課後をご覧ください

学童を見学するとき、確かめておきたいこと。

通いやすさや預かり時間とあわせて、「ここで、どんな経験を積めるだろう」という視点からも、学童を見てみませんか。

知らなかった世界に触れられるか。自分で考え、伝え、試せるか。一度の経験を次の行動につなげる関わりがあるか。活動の種類だけでなく、過ごし方も確かめたいところです。

放課後を選ぶことは、子どものこれからの経験に、時間や費用をかけることでもあります。ガクモンでは、その一日一日を、これからに向けた積み重ねにしたいと考えています。

  • 過ごし方を見る活動の種類だけでなく、関わり方も。
  • 希望と照らし合わせるご家庭で大切にしたいことを相談。

「この子のためになる放課後を選びたい」。その想いに合う環境や関わりがあるか、文章や写真だけでなく、実際の放課後で確かめてみてください。

ガクモンの見学では、校舎の雰囲気やスタッフの関わり、日々の過ごし方をご案内します。お子さまがどんな経験を重ねていけそうか、ご家庭で大切にしたいことと照らし合わせながらお確かめください。

GROW WITH GAKUMON 小学1年生から6年生まで

大きくなるほど、
放課後の学びも、その先へ。

「預ける場所が必要」から始まった学童選び。成長とともに、その理由は変わっていくかもしれません。
ガクモンは、安心して過ごす場所であることに加え、自分で学びを進める経験を重ねる場所でありたいと考えています。

暮らしの変化

見守りの形は、変わっていく。

成長につれて、自分でできることが増えていく。お預かりの必要度や通い方も、お子さまとご家庭によって変わります。

学びの積み重ね

任せられることが増えるほど、
自分で考える機会を。

始める、選ぶ、計画する、見直す。身につけてきた工夫を使い、新しい課題に取り組むことに、続ける価値があると考えています。

今の学年からでも、1年生から順にでも。
カードを押すと、日々の関わりを詳しく読めます。

  1. 小学1年生 安心して、始める「ここなら大丈夫」から、最初の一歩。新しい生活に慣れながら、準備する・始める・助けを求める経験を。1年生の関わりを読む
  2. 小学2年生 自分で、選ぶ「自分でやってみる」を、少しずつ。慣れた生活の中で、順番や取り組み方を自分で選ぶ場面を増やします。2年生の関わりを読む
  3. 小学3年生 方法を、考える「どうして?」を、学び方の工夫に。理由を考え、友だちの方法にも触れながら、自分に合うやり方を探します。3年生の関わりを読む
  4. 小学4年生 見通しを、持つ今日の一歩を、自分の計画につなげる。やることを整理し、試して、見直す。計画を自分の道具として使う経験を。4年生の関わりを読む
  5. 小学5年生 自分に合わせて、調整する任される経験を、自分なりの工夫へ。得意・不得意やその日の状態を踏まえ、方法や助けの借り方を選びます。5年生の関わりを読む
  6. 小学6年生 次の環境で、生かす身につけた学び方を、その先の毎日へ。自分の学び方を振り返り、新しい環境でも始め直し、相談できる準備を。6年生の関わりを読む

学年は読み進めるための目安です。発達や興味、必要な支援には個人差があり、記載した姿をその学年の到達基準とはしていません。生活や声かけは、日々大切にしたい関わりの例です。

今のお子さまに、どんな放課後が合うでしょうか。途中の学年からのご利用や、これからの通い方もご相談ください。受入状況・利用条件は校舎ごとにご案内します。

見学・利用相談
学年に応じた関わり 01 / 06

「ここなら大丈夫」から、最初の一歩。

学年別の到達基準ではなく、お子さまの様子を理解するための目安です。具体的な生活・声かけは、状態に合わせて取り入れたい関わりの例をご紹介しています。

この時期に、目を向けたいこと

入学で生活が大きく変わる時期です。見たり触れたりする具体的な経験が理解の助けになり、大人と一緒に確かめることで動き出しやすい子もいます。学校では頑張っていても、放課後に疲れや不安が表れることがあります。

日々の放課後に、用意したい経験

生活の流れを、一緒に確かめる

荷物を置く、使うものを出す、今日の宿題を確かめる。一度にたくさん指示せず、次にすることが分かるように区切ります。落ち着いて休む時間も、生活に慣れるための大切な時間です。

小さく選び、やってみる

宿題の最初の一問や、遊びで使う道具など、選びやすいところを本人に任せます。「自分で決めてできた」という経験を、日々の中に用意したいと考えています。

任せ方と支え方を、その子に合わせて

問いかけだけで考えさせず、やり方を見せ、一緒に行い、できた部分を具体的に伝えます。疲れている日は手助けを増やし、慣れてきたら同じ場面で少し待ってみます。

日々の変化を、こう見ていきたい

質どんな経験になったか
準備の流れが分かった、困った場所を伝えられたなど、安心して動けた場面を見ます。
量機会をどう重ねるか
長時間頑張らせるより、同じ短い流れに繰り返し取り組める機会を大切にします。

続ける中で、その先へ

一緒に始める経験は、やがて「今日はこれから」と自分で選ぶ手がかりになります。安心できる関係を、学びの土台にしていきます。

学年が上がっても、休息や安心できる大人の支えは大切です。習慣の育ち方は一人ひとり異なり、在籍年数だけで成果が決まるものではありません。

「自分でやってみる」を、少しずつ。

学年別の到達基準ではなく、お子さまの様子を理解するための目安です。具体的な生活・声かけは、状態に合わせて取り入れたい関わりの例をご紹介しています。

この時期に、目を向けたいこと

学校や放課後の流れに慣れ、自分でできることを試したくなる時期です。一方で、気持ちの切り替えや時間の見通しには、まだ手助けが必要なこともあります。「できる日」と「難しい日」の両方を見ていきます。

日々の放課後に、用意したい経験

順番を決めて、取りかかる

必要な課題を確かめたうえで、何から始めるかを相談します。準備や片づけも、大人が先回りして全部済ませず、本人が思い出して動ける余地を残します。

友だちと、伝え合う

遊びたいことが違うときには、自分の希望を伝え、相手の話も聞いてみる。日常の小さな相談を、聴く・話す・考える練習の機会として捉えます。

任せ方と支え方を、その子に合わせて

「好きにして」と丸ごと任せるのではなく、選べる範囲を分かりやすくします。結果の良し悪しだけで評価せず、本人がどう考えて選んだかを聞き、次の工夫につなげます。

日々の変化を、こう見ていきたい

質どんな経験になったか
自分の希望を伝える、順番を選ぶ、困ったら選び直すなど、判断の中身に目を向けます。
量機会をどう重ねるか
宿題や遊びの中で、小さな選択と確かめ直しを重ねます。選択肢を増やしすぎないことも大切です。

続ける中で、その先へ

「自分で選ぶ」を繰り返すと、選んだ理由や方法にも目を向けられます。言われた順に進めるだけではない、学び方の土台を育てます。

学年が上がっても、休息や安心できる大人の支えは大切です。習慣の育ち方は一人ひとり異なり、在籍年数だけで成果が決まるものではありません。

「どうして?」を、学び方の工夫に。

学年別の到達基準ではなく、お子さまの様子を理解するための目安です。具体的な生活・声かけは、状態に合わせて取り入れたい関わりの例をご紹介しています。

この時期に、目を向けたいこと

学ぶ内容や関わる相手が広がり、理由や仕組みに目が向く子も増えてきます。周りとの違いが気になり、「自分は苦手」と感じることも。学年だけで考える力や自信の育ちを決めつけないことが大切です。

日々の放課後に、用意したい経験

間違えたところを、手がかりにする

宿題のやり直しでは、答えを写すだけで終えず、どこで迷ったかを確かめます。図にする、問題文に戻る、説明を聞くなど、理解につながる方法を一緒に試します。

考え方の違いに、出会う

プログラムや遊びの相談で、自分の理由を話し、友だちの工夫を聞く機会を大切にします。正解が同じでも、たどり着き方には違いがあることに気づける場を目指します。

任せ方と支え方を、その子に合わせて

他の子との速さの比較より、本人が使った方法に注目します。「なぜできないの?」と追及せず、分かっているところを起点にします。説明が難しければ、図や実物も使います。

日々の変化を、こう見ていきたい

質どんな経験になったか
理由を確かめた、別の方法を試した、友だちの話で考え直した、といった過程を見ます。
量機会をどう重ねるか
問題数だけでなく、一つの課題を見直す機会や、考えを伝え合う機会も重ねます。

続ける中で、その先へ

方法を試してきた経験は、少し先の課題を見通すときにも役立つ手がかりになります。「自分には、こんなやり方がある」を増やしていきます。

学年が上がっても、休息や安心できる大人の支えは大切です。習慣の育ち方は一人ひとり異なり、在籍年数だけで成果が決まるものではありません。

今日の一歩を、自分の計画につなげる。

学年別の到達基準ではなく、お子さまの様子を理解するための目安です。具体的な生活・声かけは、状態に合わせて取り入れたい関わりの例をご紹介しています。

この時期に、目を向けたいこと

理由や関係を捉える考え方が広がる一方、目に見えない内容は難しく感じることもあります。自分で決めたい気持ちや、友だちからどう見られるかへの意識にも配慮したい時期です。

日々の放課後に、用意したい経験

やることを、小さく分ける

課題の量や難しさを確かめ、何から、どこまで取り組むかを考える機会を用意します。小学4年生からのガクモンブーストでも、計画・報告・質問・振り返りを通して学習の自己管理を支えます。

予定と実際を、比べてみる

思ったより時間がかかったら、課題の分け方や順番を調整します。活動でも、準備に必要なものを確かめるなど、見通しを持って動く場面を大切にします。

任せ方と支え方を、その子に合わせて

大人の正解の計画を渡すだけではなく、本人の見込みを聞きます。ただし、まだ見積もれない部分は一緒に整理します。人前での指摘を避けるなど、伝える場所にも気を配ります。

日々の変化を、こう見ていきたい

質どんな経験になったか
実際の進み方を見て、順番や区切りを調整できたか。必要な質問ができたかを確かめます。
量機会をどう重ねるか
計画を一度立てて終わらず、試す・確かめる・直す機会を重ねます。負担に応じて区切りを変えます。

続ける中で、その先へ

低学年で覚えた始め方に、自分で見通す経験が加わります。預かりの必要が変わっても、学びを自分で組み立てる練習は続いていきます。

学年が上がっても、休息や安心できる大人の支えは大切です。習慣の育ち方は一人ひとり異なり、在籍年数だけで成果が決まるものではありません。

任される経験を、自分なりの工夫へ。

学年別の到達基準ではなく、お子さまの様子を理解するための目安です。具体的な生活・声かけは、状態に合わせて取り入れたい関わりの例をご紹介しています。

この時期に、目を向けたいこと

自分の得意・不得意や友人関係を、これまでより意識することがあります。大人から距離を取りたい日もあれば、話を聞いてほしい日もあるものです。外から見える落ち着きだけで、支えが不要とは判断しません。

日々の放課後に、用意したい経験

自分に合う進め方を、試す

学習の計画や振り返りでは、集中しやすい順番、難しい課題への取りかかり方、質問するタイミングを考えます。同じ方法を押しつけず、本人の手応えを確かめながら調整します。

人と取り組む中で、役割を選ぶ

話し合いや活動では、自分の案を出し、相手の案と折り合いをつける場面を大切にします。高学年だからと世話役を固定せず、本人も新しく学び、楽しめる機会を考えます。

任せ方と支え方を、その子に合わせて

本人の考えを先に聞き、大人が関わる範囲を相談します。困っているときは、待つだけでなく具体的な助けを提案します。結果とともに、調整や相談ができたことを言葉にして返します。

日々の変化を、こう見ていきたい

質どんな経験になったか
自分の状態や課題に合わせた工夫、助けを求める判断、相手との調整に目を向けます。
量機会をどう重ねるか
得意なことだけに偏らず、無理のない挑戦と振り返りの機会を継続して用意したいと考えています。

続ける中で、その先へ

始める、選ぶ、見通す経験を、その日の自分に合わせて使い直す。続ける価値は、学習時間の長さだけでなく、使える方法が増えていくことにあります。

学年が上がっても、休息や安心できる大人の支えは大切です。習慣の育ち方は一人ひとり異なり、在籍年数だけで成果が決まるものではありません。

身につけた学び方を、その先の毎日へ。

学年別の到達基準ではなく、お子さまの様子を理解するための目安です。具体的な生活・声かけは、状態に合わせて取り入れたい関わりの例をご紹介しています。

この時期に、目を向けたいこと

中学校という次の生活が具体的になる時期です。先を楽しみにする気持ちと、不安が同居することもあります。自分の考えや人との距離を尊重しながら、話したいときに話せる関係を保ちます。

日々の放課後に、用意したい経験

自分に合う学び方を、振り返る

計画や質問、やり直しの経験を通して、何が進めやすさにつながったかを確かめます。使えた工夫を言葉やメモにし、別の課題にも試してみる機会を大切にします。

次の場面を、具体的に考える

やることが増えたらどう分けるか、分からないとき誰に相談するか。今の生活の中で本人と考えます。年下に説明する場面も、本人の意思を尊重し、自分の理解を確かめる機会として捉えます。

任せ方と支え方を、その子に合わせて

進路への不安をあおらず、本人が気にしていることを聞きます。すでにできている工夫と、まだ支えが必要なことを一緒に整理し、全部を一度に自立させようとはしません。

日々の変化を、こう見ていきたい

質どんな経験になったか
自分に合った方法を説明する、新しい課題に応用する、必要な支援を選ぶ姿に注目します。
量機会をどう重ねるか
振り返って終わりにせず、別の日や別の場面で試し直す機会につなげます。

続ける中で、その先へ

6年間通えば完成する、というものではありません。ここまで重ねた工夫を、新しい環境で使い直せること。その先も学び続けるための経験を、一緒に増やしていきます。

学年が上がっても、休息や安心できる大人の支えは大切です。習慣の育ち方は一人ひとり異なり、在籍年数だけで成果が決まるものではありません。

GAKUMON COLUMN 高学年の放課後を考える

高学年になったら、
学童は不要?

年下の子と過ごす時間には、
高学年だからこそ、学べることがある。

相手に伝わるように考える。挑戦を見守る。一緒にやり遂げる。
「賢さ」と「優しさ」を、人と進む「強さ」へ。

異年齢で育つリーダーシップを読む

教えるだけでなく、
一緒に考える。

GAKUMON COLUMN

高学年になったら、
学童は不要?

年下の子と過ごす時間にある、
もう一つの成長機会。

同級生の友だちが学童をやめていく。年上の子も少なくなり、わが子は年下の子と遊ぶことが増えた。「もう刺激が足りないのでは」「幼い子に合わせてばかりで、成長の機会を逃していないだろうか」。そんな心配をすることがあるかもしれません。

ガクモンは、年下の子と遊ぶこと自体が、高学年の子を幼くするとは考えていません。むしろ、自分とは違う相手に合わせて考え、働きかける経験には、高学年だからこそ取り組める難しさと面白さがあります。

ただ同じ場所にいれば育つ、という話ではありません。その関わりをどんな経験にするか。そこまでを、大人が支えることが大切だと考えています。

自分ができることと、
相手に伝えられることは違う。

遊びのルールを知っている。でも、初めての子にどう説明すれば伝わるだろう。自分ならすぐできる工作でも、相手はどこで困っているのだろう。言葉を増やすより、一度やって見せたほうが分かりやすいかもしれない。

相手の反応を見て、説明を変える。すぐに答えを教えず、納得するまで試すのを待つ。「もうやめたい」と言い出す前の表情に気づき、声をかける。年下の子と楽しく過ごすには、自分が楽しむこととは別の工夫も必要になります。

「簡単な遊びをしている」と見える時間にも、人を理解し、自分の関わり方を調整する挑戦があるのです。もちろん、年下の子から新しい遊び方や思いがけない発想を教わることもあります。学ぶ側と教える側は、いつも同じではありません。

違いのある仲間と、
一緒に進める人になる。

大人になってチームで何かに取り組むときも、全員の知識や経験、得意なこと、意欲がそろっているとは限りません。慣れていない人もいれば、まだ自信を持てない人もいる。自分とは、目標への向き合い方が違うこともあります。

そんなときに必要なのは、相手を「できない人」と決めつけることではなく、どこまで分かっていて、何があれば動き出せるのかを考えること。任せる範囲を相談し、難しいところは補いながら、みんなで目指すことを形にしていく力です。

ガクモンが大切にしたいリーダーシップは、大きな声で指示することでも、すべてを一人で引き受けることでもありません。仲間の挑戦を支えながら、自分も動き、一緒に前へ進むことです。

「賢さ」と「優しさ」に、
役割を引き受ける経験を。

賢さ
相手に伝わる方法を考える。得意なことを生かして役割を分け、難しい部分を補う工夫をする。
優しさ
相手の気持ちや小さな変化に気づく。急がせず、挑戦する余地を残しながら支える。
役割・責任感
自分が引き受けたことに取り組む。困ったら助けを求め、仲間とやり方を相談し直す。

その積み重ねを、人と一緒にやり遂げる「強さ」へ。

ここでいう賢さは、成績の良さだけを指しません。優しさも、いつでも我慢することではありません。どちらも持って生まれた性質だけで決まるのではなく、人と関わり、うまくいかなかったことも振り返りながら、育てていけるものだと私たちは考えています。

いつもの放課後で、
どんな経験を重ねられるだろう。

たとえば、年齢の違う子どもたちが一緒に遊びを考える場面。ガクモンでは、次のような関わりを大切にしたいと考えています。特定の活動の実施を約束するものではなく、日々の支援の考え方を伝える例です。

高学年の子も、
支えてもらっていい。

「お兄さん・お姉さんだから」と、世話役を任せ続けることはしません。高学年の子にも、同年代と過ごす楽しさ、自分の興味を深める時間、休む時間が必要です。年下の子と関わりたくない日があっても構いません。

安全を守る責任はスタッフにあります。子どもに任せるのは、本人の気持ちと負担を確かめたうえでの、無理のない役割です。引き受けた後でも、難しければ相談し直せる。助けを求めることも、私たちが育てたい力の一つです。

スタッフは「ありがとう、助かったよ」で終わらず、「説明を変えたら、相手はどうだった?」「次はどうしてみたい?」と一緒に振り返る。その経験を次の関わりに生かせるよう、年上の子自身の挑戦にも寄り添います。

学童を続ける理由は、
成長とともに変わっていい。

小学1年生と6年生では、分かることも、できることも、興味の向く先も違います。そうした違いのある仲間と、特別な一日だけでなく日々顔を合わせることは、学童ならではの成長機会になり得ます。

昨日は伝わらなかったことが、今日は伝わった。自分が手伝ってもらった経験を、今度は誰かのために使えた。関わりを続けるからこそ、試して、振り返り、もう一度やってみる機会を重ねられます。

保育の必要性が小さくなったからといって、そこで得られる経験まで小さくなるとは限りません。高学年になった今、どんな挑戦ができるのか。安心して過ごせる場所であると同時に、人と関わりながら学ぶ場所としても、ガクモンを選んでいただきたいと考えています。

続けるかどうかは、お子さまの気持ちや生活とのバランスも含めて考えること。まずは、今の学年でどんな放課後を過ごせるか、一緒にお話ししませんか。

かなえ先生

教育方針、お預かり中の過ごし方、習い事、各校舎についてご案内します。

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かなえ先生

ガクモンプログラム、学習習慣づくり、イベント、ガクモンフィットについてご紹介します。

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習い事

お預かりの時間を利用して習い事を行うことができます。思考力、表現力、コミュニケーション力をバランスよく向上出来るよう、様々の習い事をご用意しています。施設外で実施するものは、スタッフが責任をもって送迎しますので、ご安心ください。

校舎一覧

さいたま市内の3校舎から、通いやすい民間学童をお選びください。浦和駅周辺は浦和高砂校、北浦和・常盤周辺は浦和常盤校、南浦和駅周辺は南浦和校をご案内しています。

  • ガクモン浦和常盤校

    ガクモン浦和常盤校

    〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-16 政紙ビル1階

    JR京浜東北線 北浦和駅西口徒歩4分

    通常月 平日13:00〜19:00
    長期休暇 平日7:45〜19:00
    延長 20:00まで

  • ガクモン浦和高砂校

    ガクモン浦和高砂校

    〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂2-4-6 イチカワビルⅢ 4階

    JR京浜東北線 浦和駅西口徒歩5分

    通常月 平日13:00〜19:00
    長期休暇 平日7:45〜19:00
    延長 20:00まで

  • ガクモン南浦和校

    ガクモン南浦和校

    〒336-0018 埼玉県さいたま市南区南本町2-3-7 グレイス南本町ビル4階

    JR京浜東北線 南浦和駅西口徒歩3分

    通常月 平日13:00〜19:00
    長期休暇 平日7:45〜19:00
    延長 20:00まで